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ヒュンダイの車内が「臭すぎる」として調査の対象に!「化学臭に加え、汚泥臭やニンニクが腐ったような臭いで耐え難い」

2020/08/29

| 「臭い」は目に見えないだけに対処が難しい |

さて、ヒュンダイの人気SUV、Palisade(パリセード/パリサーセード)にて、異臭がするというクレームが相次ぎ、ヒュンダイが調査を開始した、との報道。

この問題はパリセードの複数オーナーがネット上にて報告しているもので、オーナー間ではかなり有名な問題でもあるようですね。

そして現在、北米のカーメディア、Cars.comはこのパリセードの長期テスト中だそうですが、「気温32度を超えたあたりから異臭が出始めた」。

加えてこの異臭については「鋭く化学的で刺激的な、しかし汚泥のような腐ったガーリックのような不快な臭い」だとしており、要はとにかくクサい、ということですね。

現在調査中なるも「原因は不明」

さらにたちが悪いのは、この異臭の発生源がわからないということで、オーナーコミュニティ間でも様々な見方があり、使用されているナッパレザーが原因だという説もあり、いやシートの中でしょという声も。

Cars.comについては「シートの中説」を支持しているようですが、長期テスト用のクルマを借りた地元ヒュンダイディーラーによると「シートバックからではないか」。

ちなみにこのディーラーはテスト車を別の新車交換することを提案しているものの、現在パリセードの人気が高すぎるために交換用のクルマが手配できない状態である、とも報じられています。

なお、ヒュンダイ本体もこの問題については把握しており、「現在この異臭の原因、そして解決法を模索中である」というコメントも出しており、思わぬ問題となっているようです。

結局どうなのヒュンダイの品質

なお、ヒュンダイはここ数年で急激に品質評価を上げているものの、現実問題としては多くのトラブルが発生しており、お膝元の韓国では「品質の低さは”お約束”」と捉えられているフシも。

そしてそれは上位ブランドのジェネシスとて例外ではなく、多くの問題が指摘されているようです。

そんな一方で不思議なのは、米国において「ヒュンダイの品質は非常に優れる」という評価が根付いているということで、あまりの現状との乖離ぶりに、調査結果に対しては信憑性を問いたくなる気持ちも隠せません。

ちなみにヒュンダイは一般道での実走テストを行わずにクルマを発売していたようで、最近のトラブル多発を受けて「今後は一般道での実走テストを行うようにする」と発表し、かつ社内においても「問題を発見した社員にはコーヒークーポン進呈」というキャンペーンも開始。

この状況でよく今まで品質トップを獲得してきたなという驚きもありますが、これだけ問題が報告されたのち、次の品質調査でも「またトップ」を獲得したとしたら、それこそ調査そのものに問題があると考えざるを得ない、とも思います。

「音」「臭い」への対処は難しい

なお、物理的な故障や問題であればまだしも、今回のような臭い、そして音といった目に見えない問題は対応が非常にやっかい。

走行には問題がないとして対応しないメーカーやディーラーもありますが、トヨタの場合だと(少し前に聞いた話で)クレームの7割くらいが「異音」なのだそう。

そして異音については再現性がなかったり、人によって聞こえ方が違ったりということもあって、とにかく対処には困る状況であるようです。

ちなみに最近の自動車業界では「臭い」の問題も増加していると言われ、これについては使用する接着剤の変化が原因だと見る向きも。

この原因として、今までは揮発性の接着剤を使用していたものの、環境規制によって「バイオ」接着剤を使用するケースが増え、これは原材料がバイオだけに、湿度が高くなったりするとなんらかの反応にて腐敗臭を放つ、とされているようですね。

たとえば、このバイオ接着剤が「シートのスポンジと、表皮とを貼り付ける」ために使用されていたとしたら、今回のヒュンダイ・パリセードのような問題が生じないとも限らないということですが、今回の問題の原因はまだ定かではなく、もう少し調査の結果を待つ必要がありそうです。

そのほか、臭いについては「エアコン配管の取り回し」に起因するものもあるといい、配管の中に水が溜まって抜けない構造を持っていると、そこにカビが生えて「腐ったような、ツンとするような」臭いを放つことに。

こちらはさほど珍しい例ではなく、ぼくも過去に乗ってきたクルマ数台で経験していますが、もっとも臭かったのはレンジローバー・イヴォーク。

こういった臭いは「ヒーター最強」にして風量も最大にしてしばらく放置しておけば(加熱処理にて?)臭いが消えることがあるものお、イヴォークの場合はどうやっても臭いが消えず、エアコン吹出口から市販の自動車専用消臭剤を定期的に注入していたことを思い出します。

参照:Cars.com, The Drive

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