| 幸いにもけが人は成し、しかしトラックは制止されるまで走り続ける |
さて、カナダにて今週発生した恐ろしい事故が話題に。
これはトラックが高速上において、横を向いたミニクーパーSを800メートルほど押したまま走るというものですが、どうしてこうなったのかは今のところ調査中だそうです。
なお、通りがかった勇敢なライダーがトラックに止まるように指示し、そこでようやくトラックが停止したと報じられているので、トラックのドライバーは意識を失っていたわけではなく、ライダーの行動ばなければもっと長い距離を(ミニクーパーSを押したまま)走っていたのかもしれません。
事件はこんなふうに発生した
なお、カメラが捉えた映像では、イキナリ横を向いたミニクーパーを押すトラックが画面左から登場。
なぜトラックがミニクーパーSを押すことになったのかは謎ではあるものの、減速する様子が見えないため意図的に押していることは間違いなく、一種の行き過ぎたあおり運転なのかもしれません。
そしてトラックはこのまま速度を緩めること無くミニクーパーSを押し続けます。
この後にライダーの制止を受けることになるようですが、その状況は動画にはなく、よってここから後の様子も動画では確認不能。
ミニのドライバーはこんな人
ミニのドライバーはコートニー・アーンハルトさんというナースで(美人)、ホームレスに接種するための新型コロナワクチンを届けている最中だったのだそう。
こちらはコートニー・アーンハルトさんと彼女のミニクーパーS。
驚くべきことに、そして幸いなことに彼女はほぼ無傷だったそうで、この事故の直後に自身のインスタグラムにミニクーパーの画像を投稿し、「今朝の事故が起きるまで、ずっと一緒に走ってきた。小さくてタフで、最後に私の命を救ってくれたことに感謝したい」とコメント。
画像を見るに、800メートルもトラックに押されたとは思えないほどの(接触した部分以外は)きれいな状態です。
ミニが横転し、その上にトラックが乗り上げていたらまさに大惨事になっていたと思わわれるものの、道路がウエット、そして画像から判断するに(ウエットでのグリップが弱い)スタッドレスタイヤ装着という状況が「横転せずにスライドし続ける」環境を作り上げたのかもしれません。
いずれにせよコートニー・アーンハルトさんが無事だったのはまさに僥倖としかいいようがなく、しかしトラックに押されている間は生きた心地がしなかっただろうな、と思います。
なお、トラックのドライバーはすでに逮捕されており、いくつかの容疑に問われている、とのこと。
トラックがミニクーパーを押したまま走り続ける動画はこちら
参照:Global News, courtenayerhardt