| ボクはこういった「数奇な運命をたどったクルマ」の話が大好きだ |
いったいなぜ放置され、そして今発見されたのかは明かされていない
さて、ロンドンにて174台ものクラシック/ネオクラシックカーが発見され、オークションへとかけられることに。
ロンドンというと地価が高いことで知られ、つまりはそれだけ土地が不足しているということになりますが、これだけ広大な土地と建物そしてその中のコレクションが数十年に渡り放置されていたというのは驚きでしかなく、「今までどうやって見つからずにいたんだろうな・・・」という印象です。
なお、今回この建物やコレクションが発見された経緯については明かされておらず、しかし現在はオークション開始前の「下見」のためにこれらのクルマが公開されているようですね。
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参考【動画】その数300台以上!これまで「謎」とされていた大規模コレクションが遂に発見され、売りに出されることに
| これだけ「数と質」が揃っているコレクションもそうそうない | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49763769476/in/datepost ...
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コレクションの価値は非常に高い
今回公開されている動画を見るに、多数のメルセデス・ベンツ、そしてBMWが見られますが、オーナーの趣味であったのか、キャンピングカー、そしてフォルクスワーゲンT2キャンパーバンも見られます。
数台のMG、そしてダイハツ・コペンの姿も。
これくらいの台数を集める財力があれば、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーも簡単に購入できそうではあるものの、比較的コンパクトな、そしてそこまで高価ではないクルマを大量に集めるといった、一風変わったコレクションですね。
Z31型フェアレディZやメルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデ)の姿も。
日本の軽バンのようなクルマ、そしてポルシェ911。
かなりバンが好きな人だったようだ・・・。
軍用車のようなクルマも。
ミニ、そしてフォルクスワーゲンも多数。
古いランドローバーや・・・。
レンジローバーも。
なお、多くのクルマはナンバープレートがなく、しかし一部は「ナンバー付き」。
日本とは税制が異なるのかもしれませんが、自動車や建物にかかる税金の督促が所有者に行っているはずで、しかしこれらがそのまま差し押さえられずに存続しているということは、一定の税金を納めていたと考えていいのかもしれません(今回ようやく差し押さえられたのかもしれませんが)。
であればなぜこれほどホコリをかぶるまでに放置していたのか、そしてなぜ今売りに出されることになったのかも気になるところです。
オークションにかけられる174台の「放置された」クルマを収めた動画はこちら
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参照:TheTFJJ