モータースポーツを取り巻く環境は刻々と変化していますが、2030年のレースカーはこうなっている?というレンダリング登場。
まずはLMP1クラスですが、今年のル・マンで優勝したポルシェ919ハイブリッドの未来版という感じですね。
ついでF1マシン。
現在はコクピット保護で揺れていますが、後付けではなく最初から保護を前提に設計すれば、こんな感じですっきりと収まりそうですね。
こちらなNASCAR。
ナスカーの場合はベースとなる車の形状に左右されるので、その時によって形が変わりそうです。
なお自動運転も将来のカーレースに要素として入ってくる可能性もあり、そのためのレギュレーションが制定されたり、いろいろと事情は変わってきそうではありますね。
もし自動運転がモータースポーツに取り入れられると、純粋に速さを競うほか、人が乗っていると危険でできないような危険な走行やスタントを競うカテゴリもできたりしそうで、よくアメリカのスタジアムでやっているような車同士のぶつかり合いが過激化したようなものも出現するかもしれません。
自動車ではありませんが、リチャード・マシスン原作の「四角い墓場(”リアル・スティール”として映画化)」みたいな感じで、人々は過激さやより強い刺激を求めるようになってくるのでは、と考えています。
「2030年のF1マシン」がレンダリングとして登場。
2017年シーズンにおいてF1マシンはより広く、タイヤも大きくなってアグレッシブになるようですが、これまでもフロントウイングやリアウイング、ノーズやサイドのデザインなど規定によって細かく変わっており、これからもそれは続くと見られます。
今回公開されているのはメルセデスF1チームの「2030年モデル」ですが、現行に比べると直線的で、ある意味すっきりしたデザインと言えますね。
なお現代のF1はウイングやサイドなど曲線というか曲面を多用した「うねる」デザインですが、今の時点で「そうなっている」ということは、直線よりも曲線(面)ほうが良いのかもしれません。
なおレンダリングではハイノーズですが、評判の悪い「○○○ノーズ」が導入された背景を考えると、実際にこれは難しいかもしれませんね。
パワートレーンに関しては不明であるものの、もし将来F1がエレクトリック化されたが、それはフォーミュラEとどうやって住み分けるんだろうかと考えたりもします。