ブラバスが内装カスタムのサンプルを公開。
3500ものカラーを持つレザーに加え、ステッッチのパターンやカラーを入れるとほぼ無限とも言えるバリエーションがあるのが特徴で、まず二つとして同じものはなさそうですね。
やはりカスタムというのは他人と差別化したくて行うもので、どうせ行うのであればオリジナリティのたかいカスタムを行いたいもの。
今回のサンプルは「ラグジュアリースタイル」にはなりますが、他にもスポーティーな仕上げもあるようで、様々なカスタムに応じてくれそうですね。
ぼくはどちらかというと外装よりも内装のカスタムに力を入れており、それは「運転している時に目に入るから」。
同様の理由で、車を購入する時にはかなり高い割合で内装を重視します。
最近はカーレックスのように新しい概念でカスタムを行うチューナーも登場しており、従来の牛革にとどまらず、様々なエキゾチックなレザー、それ以外の素材についても使用されることが多くなっているようですね。
ブラバスがメルセデス・ベンツSL65AMGをベースにカスタムした「ブラバス800」を公開。
630馬力のエンジンはその名の通り800馬力まで出力が向上しており、内外装ともにフルカスタムといったレベルです。
これによって0-100キロ加速は0.3秒速くなって3.7秒(AMG GT Sと同じ)にまで向上し最高時速はなんと350キロ(ノーマルだとAMGドライバーズパッケージ選択で300キロ)へ。
ボディカラーはマットシルバー、内装はオフホワイト。
見るからにさわやかなカラーですが、フロントバンパー、フロントフード、フロントフェンダーはじめサイドステップ、リアバンパー、リアウイングなどまんべんなく手が入り、内装も総張り替え。
特に内装はすばらしく、ベージュっぽいホワイト、そしてホワイトとのツートン、ブラックのアクセントが秀逸。
シートやマットには独特のステッチが入っていますね。
なおエアコン吹き出し口は純正のままだと思いますが、これは「+」形状になっており、ここもスリーポインテッドスターだったらいいのに、と考えたりします。
ブラバスがクラシックカーのレストア事業を開始。
2014年にレストア専門の工場を設置したとのことで、今回のテクノクラシカには280SLロードスター、280SE3.5カブリオレ、600プルマン、300SLのレストア車両を展示した模様。
ブラバスでは「ボルト、ナットはすべて」外すそうで、ボディの塗装もすべてはがして再塗装。
エンジン、ギアボックス、内装に関してもオリジナルと寸分違わぬ仕様にて再現するそうで、このあたりはある意味で「ブラバスらしくない」感じですね。
最近はクラシックカーの相場も上がっており、「修理して売るか」と考える人も多そうで、レストアビジネスは思ってもみなかった盛り上がりを見せるかもしれない、と考えたりします。