ランボルギーニ・ウラカンのタイヤにクラックが拡大

ランボルギーニ・ウラカンのタイヤにクラックが発生。
正確にいうならば、ちょっと前から発生しているクラックが「拡大」してきた、ということになります。
なお、このクラック(ひび割れ)の原因は「経年劣化」「オゾン」「紫外線」だとされ、これがタイヤ内部の「コード(カーカス)」に達すると非常に危険だと言われていますね。
タイヤワックスはタイヤを傷める原因にもなりうる
なお、これについてはタイヤメーカー各社とも下記の通りサイト上で解説しており、上述の経験劣化、オゾン、紫外線のほか「タイヤワックス(つや出し剤)」もその原因の一つだと言われます。
この理由としては、タイヤワックスには水性と油性とがあり、油性はタイヤのゴム内部にまで浸透してゴムの成分を分解してしまうからだとされていますが、油性であっても石油系でなければOKだという説もあり、諸説紛々。
ブリジストン(BRIDGESTONE) ダンロップ(DUNLOP) 一般社団法人日本自動車タイヤ協会 |
ただしこれは無視できない要素でもあり(ある程度その説には信憑性がある)、よってぼくは水性の製品を選択するようにしていて、さらに言うならばブリジストンの製品のみを使用するようにしています(ブリジストンの製品だけに、タイヤを傷めないように配慮されている)。※タイヤ館によるブリジストン「タイヤワックス」紹介はこちら
本来はタイヤを保護するはずのタイヤワックスですが、実はタイヤを傷める可能性があるというのは驚きで、油性、とくに石油系の製品を使用している人は注意してタイヤを見てみると良いかもしれません。
ただ、ぼくの経験上だと「油性のタイヤワックスを使用したからといってタイヤにクラックが入ったことはなく」、さほど気にする必要がないというのもまた事実。
ウラカンの場合は「経年劣化」
今回のウラカンのタイヤに発生したクラックの場合、その理由は単に「経年劣化」だと思われ(もしくは負荷がかかりすぎたか)、というのもぼくのウラカンはほぼガレージで眠っているので「紫外線」にさらされることはほとんどなく、以前に乗っていたガヤルドも同時期にクラックが発生し、かつ今まで使用してきたピレリのタイヤも同じようなタイミングでクラックが(同じ位置に)発生しているため。※ランボルギーニのクルマは基本的にピレリが指定タイヤ
なお、後輪にはこのクラックは発生しておらず、よって交換するとなると前輪だけになると思われますが、次回点検時に交換するかどうかを判断することになりそうです。