
| ここに至るまでは紆余曲折があった |
さて、最近購入したもの2連発。
今回はアンダーアーマーのスポーツマスク、そしてオークリーのサングラスです。
まずはアンダーアーマーのマスクですが、見た目はこんな感じで、中にはスポンジが入っており(柔らかくて気持ちいい)、けっこう厚みがある、という印象。
これを購入した目的としては、文字通り「スポーツ時に使用する」というもので、ジムにて運動を行う際に着用することになります。

通常のマスクだと息ができない
なお、ジムの中ではマスク着用が義務付けられており、これまでにも不織布のマスクを使用してきましたが、不織布は吸湿性を考慮したものではないので、汗をかいたときにちょっと気持ち悪いことになるわけですね。
かつ、当然ながら運動時の着用も想定されておらず、かなり息苦しいのもまた事実。
加えて、不織布ながらも細い繊維が飛散するようで、どうも胸のあたりが苦しくなってしまい、このままだと喘息になってしまうんじゃないかと考えてネックゲイターへとスイッチしたわけですが、こちらは逆に吸水性が高すぎて汗を吸いまくってしまい、結果的に「通気性ゼロ」に。
たとえば、スパイ映画などの拷問方法で、仰向けに寝かされて顔をタオルで覆われ、その上から水をかけて呼吸できなくする、というシーンがありますよね。
ちょうどそんな感じでぼくも「顔に汗を吸ったネックゲイターが貼り付いて」息ができなくなる時があり、このままじゃ死ぬわということも。
そして呼吸のためにちょっとネックゲイターをずらしていると、すぐにジムのスタッフがやってきて「ちゃんと口と鼻を覆っておいてくださいねー」とのたまうわけです。

そこで今回のアンダーアーマー製スポーツマスクの出番となるわけですが、これはさすがにスポーツ用なので荒い呼吸にも対応し、吸水性にも優れ、しかし立体的な裁断をよってマスク内側の「口周り」スペースを大きく確保しているので顔に張り付くこともなく、ガバっと大きく息を吸っても変形せずにいてくれます。

クルマでいうと、大きなエアクリーナーボックスを持っているのと同じような状態ですが、当面はこれを使用することで落ち着きそう。
難点としては「けっこうゴツく、前に張り出している」ことで、街なかで使用するぶんには(見た目の)違和感があるかもしれません。
オークリー「ラッチ」はいつも持ち歩く用に
そしてもうひとつ購入したのがオークリーのサングラス「ラッチ」。
カラーはマットブラック、レンズはプリズムサファイア。

この「プリズム(PRIZM)」はオークリー独自の技術だとされ、その用途にはいくつかの種類があって、自転車用、ゴルフ用、テニス用、野球用、フィッシング用などがオークリーによって紹介されています。
レンズによってそれぞれのスポーツに特化した視界を実現してくれるというものですが、「自転車用」だと、サングラスをかけたとき、路面の凹凸がわかりやすいようなコントラスト・色彩・ディティールを持った視界になる、という感じですね。

このレンズは正面から見ると「ブルーミラー」ではあるものの、横から見ると「イエローとレッドが混じったような」カラーにも。

フレームカラーはマットブラックのように見え、しかし実はクリアブルーで、強い光が当たると青味が(透けて)出てきます。

そしてもう一つの特徴は、「スケーターにインスパイアされた」というテンプル部分。
ラッチという名の通り、テンプルをパチンと折りたたむことができ、勝手に開くことがないので、Tシャツの襟部分に(折りたたんだサングラスを)挿しておくのに最適な構造を持っています。

この「ラッチ」はけっこう人気があるようで、比較的ライフサイクルの短いオークリーの中でも定番を数年続けており、しかしチョコチョコとフレームやレンズのカラーを入れ替えているため、現在では相当なバリエーションを持つに至っています。
比較的安価で購入でき(けっこうな割引率で販売されている)、頑丈で軽く、そして見栄えがよく、不要になったらそれなりの価格で売却できるというのはオークリーの美点であり、今回購入したラッチについて、常にバッグの中に忍ばせておき、必要な時に使用するという「常備用」として活躍することになりそうです。

なお、ぼくはこれまでも多くのメーカーのサングラスを使用し、レンズについてもTALEX、HOYA、コダック、コンベックスなどを(入れ替えたりして)使用してきたものの、自動車の運転に関しては「オークリーが一番」というのが結論。
肉眼よりもよく見えるサングラスというのは非常に例が少なく、オークリーはその代表的な製品だと思います。

ちなみにクルマを運転する際に使用しているのは「プリズム・ロード」という自転車用のレンズ(自動車用は発売されていないので、自転車用にて代用)。
なお、運転時には、レンズ面積が広く視界を遮りにくいスポーツ系フレーム(メジャーリーガーやプロゴルファーみたいなやつ)を着用しているのですが、このフレームはあまりにスポーティーすぎるため、クルマを降りた時に「今からゴルフ?」みたいに思われることがあって気恥ずかしく、よって”運転時のみ”の着用にとどめていて、これをつけたままクルマを降りないようにしています(それでもときどき、身につけているのを忘れてそのまま降車してしまうけど)。

参照:OAKLEY