8月のモンタレーで開催されるオークションにて、アストンマーティンの稀少なレースカー3台が出品の予定。
すでにモンタレーでは一人のコレクターから20億円を超える規模のフェラーリコレクションが出品されることがアナウンスされていますが、相変わらず大型落札が続出することになりそうですね。
まずはFIA GT1クラスで入賞経験のあるアストンマーティンDBR9。
凶暴なリアディフューザーを装備していますね。
2006年から2007年の間にBMSと共同で製作されたもので、試算されたのはわずか4台、という超レアカー。
エンジンはアストン・マーティン製の6リッターV12を搭載しています。
かなりスイッチ類が多く、それぞれ何の役割をはたすのかは気になるところ。
こちらは1989年のアストンマーティン・グループCレースカー。
個人向けに販売されるのは今回初(たしかにこれまでは見たことがない)、とのこと。
現存するのはわずか4台でオリジナルのカーボンファイバー製シャーシを持ち、スパ・フランコルシャン、ニュルブルクリンク、ドニントン、ブランズハッチなどでレースに出場した経験があるそうです。
エンジンは6リッターV8で出力は723馬力となり、ボディカラーは当時のままの「ブルー/レッド/ホワイト」で、4台のうち「もっともオリジナルの状態」をキープしている車両だとされています。
こちらはおなじみ「DBR1(1956)」。
アストンマーティン史上、もっとも重要なモデルだとされていて、しかもこれはごく初期に製造された5台のうちの1台。
レストア済みですが、「もっともオリジナルに忠実に」レストアされているとされ、1959年にニュルブルクリンクで開催されたレースで優勝するなど経歴も申し分なし(ドライバーにはキャロル・シェルビーも名を連ねる)。
おそらくは「英国車史上もっとも高値」をつけるのではないかと考えられています。
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