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【動画】その価格4億円。007映画のボンドカーと全く同じに煙幕やマシンガンを装備したアストンマーティンDB5が製造中。25台のみが製造される様子を見てみよう

投稿日:2019/05/16 更新日:

| ただし公道走行は不可。完全なるコレクションアイテム |

アストンマーティンと007映画とは切っても切れない関係にありますが、とくに有名なのは「DB5」。

DB5は1964年の「007 ゴールドフィンガー」にはじまり、1965年の「007 サンダーボール作戦」、1995年の「007 ゴールデンアイ」、1997年の「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」、2006年の「007 カジノ・ロワイヤル」、2012年「007 スカイフォール」、2015年「007 スペクター」に出演。
ショーン・コネリー、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグといった、三代のジェームズ・ボンドにドライブされたことになりますね。

アストンマーティン、007映画製作チーム両方による「公式」レプリカ

そんなDB5ですが、アストンマーティンは昨年、「25台のみ、映画と同じ仕様で復刻する」とアナウンス。

これは「外観が劇中と同じ」だけではなく、007映画の製作を行ってきたEONプロダクションとのコラボレーションにて、そして007シリーズで車両含む小道具製作を担当してきたクリス・コーボールド氏が「ボンドカー同様の装備」を架装する特別仕様。

今回アストンマーティンが動画を公開していますが、その中では「映画同様の」ギミックを開発している様子が見られ、いくつか紹介してみたいと思います。

まずは左リアウインカーに内蔵された「オイルスプレー」。
これを道路に撒くことで、追っ手をスピンさせるというものですね(右側のウインカーには撒菱が内蔵)。

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そしてこちらはフロントに内蔵される「マシンガン」。
もちろん実弾は撃てませんが、発泡を模した動き、そしてライトによって映画さながらの雰囲気を演出可能。

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これは煙幕。

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まだまだギミックは製作中のようですが、ほかにも「回転するナンバープレート」「シートエジェクターボタンを装備したノブ(本当にシートが射出されるかは不明)」といったものもリストに挙がり、文字通りの「ボンドカー」に仕上がりそう。

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ちなみにこのDB5については、こういったギミックのためか「公道走行は不可能」。
よってこのクルマを購入した人はガレージ内にて(もしくは自宅敷地内にて)ギミックを可動させて”遊ぶ”ことになり、3億9000万円という価格を考えると究極のおもちゃだと言えそう。

なお、実際に生産されるのは28台で、25台が顧客のもとへと納車され、1台はアストンマーティンが保管し、もう一台はEONプロダクションへ。
残る一台はチャリティオークションにかけられるとのことですが、これはクラシックカーファンだけではなく「映画ファン」の入札も期待でき、もしかすると「アストンマーティン史上最高額」となるのかもしれませんね。

それでは動画を見てみよう

こちらが「ボンドカー」DB5を鋭意開発中な動画、「Aston Martin Goldfinger DB5 Continuation Gadget Update」。

なお、実際に「007 ゴールドフィンガー」にて使用されたアストンマーティンDB5(のうちの一台)、シャシーナンバーDP/216/1について、厳重な保管にもかかわらず盗難にあい、その後海中に没したとされています。
しかしながら最近になり、嬉しいことに海中に沈んだわけではなく、まだ存在していたことも判明していますね。

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