| その変更内容はかなり小さいようだ |
さて、ベントレー・ベンテイガのフェイスリフト(マイナーチェンジ)版と思われる画像がリーク。
ベンテイガはそろそろフェイスリフトの時期に差し掛かっていて、ここ最近、何度かそのプロトタイプが目撃されていたのもまた事実。
よって、すでに正式発表用オフィシャルフォトが用意されていてもさほど不思議ではないものの、「まだちょっと早すぎる」という印象もあります。
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変更の内容はかなり小さい?
そしてこの画像を見るに、そしてこれが本物だとすると、その変更の内容はかなり「些少」で、パっ見て気づくのはヘッドライトがやや楕円になり、フロントグリルがより車体と一体化し、バンパー上のグリルとバンパーが(フロントグリル同様)ツライチになった、ということ。
ちなみにこちらが現行ベンテイガですが、どちらがフェイスリフト前後なのか判別できない人がいるかもしれませんね(ただしフェイスリフト後の方がスマートで洗練され、スポーティーに見える)。
なお、現行ベンテイガで特徴的なのはヘッドライト横の丸いウインカー、そしてその中央にあるウインドウォッシャー。
このボディカラー同色部分の丸い部分がニョーンと伸びて横(ボディ内側)にあるヘッドライトをブシャアアァ!と洗うというスペクタクルな動きをするわけですね。
ヘッドライトウォッシャーについて、車を汚れたまま走らせることが少ない、そして雪や氷が張り付いたまま走行する機会も少ない日本においてはあまり意味をなしませんが、一部の国や地域では法制化されていることも(やはり主に雪や氷を溶かすことが目的)。
ハロゲンバルブを採用したヘッドライトであれば、その発熱でヘッドライト表面に付着した雪が溶けるのでヘッドライトウォッシャーは不要であるものの、発熱量が少ないキセノンヘッドライトやLEDライトはその熱で雪が溶けず、よってそれを溶かすためのヘッドライトウォッシャーが義務付けられている、と聞いたことがあります。
今回のリーク画像ではその特徴的なヘッドライトウォッシャーが消失し、しかし「装着していない」ということは考えにくいため「どこか」にそのデバイスが装着されているのは間違いなさそう。
なお、ベントレーのオフィシャルフォトに装着されるナンバーはほとんどの場合において「I WO」。※ベントレー創業者、ウォルター・オーウェンに因んでいると思われる
今回のリーク画像のナンバーも「I WO」なので信憑性が高いとは思われますが、これは簡単に画像を加工できるので、決定的な材料とは言い難いかも。
リアの画像はなく、よって車体後部がどう変更されるのか、そして搭載されるエンジンがどうなるのかもわからないものの、おそらくエンジンやハイブリッドパワートレーンについては変更がないと思われ、ハイブリッドモデルだと3リッターV6ターボ、ガソリンエンジンモデルだと4リッターV8ターボと6リッターW12ターボが積まれることになると思われます。
VIA:Wilcoblok, Carnewschina