
| テスラは自動運転中、停車していた警察車両に追突 |
さて、先日プジョー・シトロエン(PSA)とFCA(フィアット・クライスラー)は合併を発表していますが、両者が合わさった新会社の名称は「ステランティス(Stellantis)」になる、と正式に発表がなされています。
なお、「Stella」は明るい星をあらわすと発表されているものの、後ろ半分の意味はナゾ(アトランティスを連想させる)。
ちなみにFCA側は「クライスラー、ダッジ、ジープ、ラム、フィアット、アルファロメオ、フィアットプロフェッショナル、ランチア、マセラティ」を持ち、PSA側は「プジョー、シトロエン、DS、オペル、ボグゾール(ボクスホール)」を保有していて、しかしこれらのブランドは、今回の新会社の名称の影響を受けない(つまり各ブランド名はそのまま)と見られています。
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PSAとFCAとが合併合意!業界8位のフィアットクライスラー、9位のプジョー・シトロエン合体で一気に4位へ。なおプジョーのバイク部門はインドへ売却
| これでけっこう業界の勢力図が大きく変わることになりそうだ | 合併交渉が行われていたFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)とPSA(プジョー・シトロエン)とが合併に合意した、との報道。 ...
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テスラが道路脇に停車していたクルマに「自動運転中」追突する
アメリカはアリゾナ州にて、オートパイロット(自動運転)にて走行中のテスラが「路肩にて停車していた警察車両と救急車に突っ込む」という事故が発生。
幸いにも死者はなく、怪我を追ったのはモデルSに乗っていた運転手のみと報じられています(こちらも大きな怪我ではない)。
テスラは日本の東名高速においても、路肩に停止していたバイク、そして周囲にいた人を認識できずにそのまま突っ込んでしまい、結果的に死亡者を出す事故を引き起こしていますが、こちらは「運転者」に有罪判決が出ています。
そのほか、北米でも自動走行中のテスラが事故を引き起こし、ドライバーが亡くなるといった案件が発生していますが、こういった例を見るに、まだまだ自動運転を完全に信頼するのは難しいのかもしれません。
🚨 Reminder: Please #SlowDown & #MoveOver when you see flashing lights & vehicles stopped on the side of the road! Today, a Tesla rear-ended a patrol vehicle at the scene of an earlier crash on I-10 EB near Benson. Luckily, our sergeant wasn’t in the vehicle & wasn't hurt. (1/2) pic.twitter.com/WZhUQ10StL
— Dept. of Public Safety (@Arizona_DPS) July 14, 2020
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東名高速での「テスラが起こした死亡事故」。自動運転中だったにもかかわらずドライバーの責任が追求され有罪が確定する
| レベル3まではドライバーの責任、レベル4からはクルマの責任 | さて、2018年4月に東名高速にて発生した、自動運転中のテスラ・モデルXが関連する死亡事故。まず東名高速にて自動車と自動車との事故が ...
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メルセデス・ベンツはGクラスをアップデート
メルセデス・ベンツはGクラスをアップデート(欧州では2020年モデル扱い)。
総括すると「機能充実」「カスタマイゼーションの幅を拡大」だとアナウンスされていますが、機能面だと「デザート」モードが追加され、これは文字通り砂漠を走るのに最適化した機能(砂漠での走行を好むドバイのユーザーたちから要望があったのかも)。
加えてベゼルレスリヤビューミラー、”パーキングガレージ”といった機能も付与されています。
そのほかG350dに加えて(特定地域のみ)G400dが追加される、とのこと。

カスタマイゼーションに関する部分だと、「ゲレンデワーゲン」時代へのオマージュとして「クラシックグレー」「ディープグリーン」「チャイナブルー」が設定されています(いずれもソリッドカラーであり、けっこう軍用っぽいイメージが出そう)。

ベントレーは性的マイノリティを支持
そしてベントレーはレインボーカラーにペイントされたワンオフのコンチネンタルGTコンバーチブルにて、アメリカに続いて7月に英国で開催される”プライド月間(LGBTQ+=ゲイ、レズビアンやトランスジェンダーといった性的マイノリティに関する啓発や啓蒙活動を行う)”をサポートすると発表。
ボディが「レインボー」に彩られているのは、この活動を行う人や支持者がレインボーをあしらった衣類や小物を身に付けるという習慣を反映したためです。
アメリカではBMWがこの活動を支持するため、M850iコンバーチブルをレインボーにラッピングしていますね(こちらもオープンモデル)。

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【今日のニュース】マセラティMC20のエンジンは540馬力、C8コルベットのオイル交換は超簡単、「世界最速の女性」記録が更新、BMWがLGBTを支持するために8シリーズのアートカー作成etc.
| そのほか1159馬力の「エンジン単体」販売開始、ポルシェ・カレラGTのレビュー動画も | さて、今日のニュースダイジェスト。 まずはマセラティ製新型スーパーカー「MC20」ですが、これに搭載される ...
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BMW i7はそろそろ発表?
こちらは輸送中の新型BMW i7。
これは7シリーズのフルエレクトリックモデルということになり、「i4」同様にフロントウインドウ、リアウインドウが「寝た」角度を持ち、クーペスタイルに近いように見えますね。

ウワサだと次期7シリーズにはガソリンモデルとハイブリッド、エレクトリックモデルが存在し、そのうちエレクトリックモデルはi7を名乗ると言われているものの、この画像を見るに、i7は通常の7シリーズとは独立したデザインが与えられることになるのかもしれませんね。

参照:Motor1