
| こんな状況下でも各社とも積極的にニューモデルを開発しているのは嬉しい限り |
さて、ベントレーはフェイスリフトを受けて魅力的になった新型ベンテイがを発表したばかりですが、今回はベンテイがの「ロング」バージョンのプロトタイプがニュルブルクリンクを走行中。
このプロトタイプのサイドには大きく「BEYOND 100」という文字が見え、これは100周年を迎えたベントレーの新たなる挑戦を示すスローガンでもあります。
そして、このビヨンド100に従い登場した最初のクルマが新型ベンテイガ、ということになるわけですね(ある意味では、スパイフォトは公式フォトよりも大きく拡散されるため、プロトタイプにメッセージを仕込むのはいい方法かもしれない)。
ベンテイがはこれまでにも派生モデルがウワサされていたが
なお、ベンテイガにはこれまでにも派生モデルのウワサが絶えず、「クーペ」「大きいベンテイガ」「小さいベンテイガ」といった話が出ています。
そして今回のベンテイガはそれらのいずれにもあてはまらない「ロングホイールベース」ということになりますが、名称としては「ミュルザンヌEWB(エクステンデット・ホイールベース)」のように「ベンテイガEWB」と呼ばれることになりそう。

搭載されるエンジンはこれまでのベンテイガと同じく6リッターW12ターボ、4リッターV8ターボが有力だと見られ、ロングホイールベース化によって後席スペースは格段に拡大し、さらには快適性や豪華装備も「現行ベンテイガよりもずっと上」のレベルが与えられるものと思われます。

参照:CARSCOOPS
BMWはついにiシリーズにも「M」を設定
そして次はBMW i4"M"と見られるプロトタイプ。
i4はクーペボディを持つ4ドアエレクトリックサルーンですが、このプロトタイプについて、「Mスタイルのドアミラー」「大径ホイール」「ハイパフォーマンスブレーキシステム」「リアオーバーフェンダー」の装着からMバージョンではないかと見られています。

ちなみにBMWはiブランドについて、「環境に配慮したブランドである」ことを理由にハイパフォーマンスモデルの設定を行わないと述べていた時期もあり、しかしついに「iシリーズにもMモデル」を設定する、ということに。
その理由については定かではなく、しかしここ最近のMブランド積極活用の様子を見るに、「Mという名をつけることで利益を取りやすい」という実情をフル活用するのかもしれません。

いずれにせよ、エレクトリックモデルにも「M」が設定されるのはひとつの大きな方向転換ということになり、今後「ピュアエレクトリックハイパフォーマンスカー」を実際に発売する可能性が高まってきたとも考えられそうですね。

参照:CARSCOOPS
次期ミニ・クロスオーバーはBMW内製に?
現在のところ次世代シリーズの方向性がいまひとつ定まらないミニ。
正確にいうならば、バッテリー技術等の外部要因によって方向性をFIXできなないということになりそうで、BMW自身はミニの将来について「状況に応じたいくつかのオプション」を持っているものと思われます。
そしてミニ・ハッチバックは中国にて生産拠点を移しフルエレクトリック化されることになりそうですが、そのほかのラインアップについては存続や継続が不透明だと報じられている状況。

そして今回は次期クロスオーバーについての報道が出ており、これによると「次世代クロスオーバーはBMW自身が製造するのでは」。
なお、現在のクロスオーバーはBMW社外のVDLネッドカー(オランダ)によって生産されており、この工場はほかにスマート、ボルボ、三菱等の生産も行っています。
そしてこのVDLネッドカーが「次世代クロスオーバーの生産オーダーを受けていない」と語っており、つまりここでは(新型クロスオーバーは)生産しない、ということに。
これに加え、かねてより囁かれる「現行ミニ・クロスオーバーはアメリカで売るには小さすぎ、よって次期クロスオーバーはBMWのプラットフォームを使用して大型化する」というウワサを考慮すると、次期ミニ・クロスオーバーはBMWの工場にて組み立てられる可能性が高いのかもしれませんね。