ランボルギーニ/フェラーリ/ポルシェオーナーのブログ。クルマのほか、腕時計、トラベルなどライフスタイルに関わる情報をお届けします。

Life in the FAST LANE.

>ジャガー

ジャガーF-TYPEは販売不振。「それでもスポーツカーから撤退しない。次期モデルはエレクトリック化だ」

投稿日:2017/10/01 更新日:

2

ジャガーにとって「Fペイス(F-PACE)」は大きなヒットとなり、先日はその小型版「E-PACE」も公開。
さらにはエレクトリックモデルの「I-PACE」も発売が控えるなど、SUV化が一気に加速している状態です。

一方でスポーツモデルの「F-TYPE」の販売はやや弱く、2013年のデビューから累計45,000台を販売したのみ。
北米では昨年の販売が4,069台にとどまり、これはポルシェ・ボクスターとケイマンを足した6,260台に比べても見劣りする数字(F-TYPEはもともとケイマン/ボクスターをターゲットとしている)。
北米では価格を下げたグレードを投入したものの活性剤とはならなかった、ということなのかもしれません。

関連投稿
ジャガーE-PACE公開。スポーツカーを意識したSUVで価格は抑えめ、先進的な内外装
ジャガー・ランドローバーの北米販売が伸長。逆にSUVの少ないレクサスは不調
ジャガー・ランドローバーがその歴史上初めて「年間60万台」の壁を越える。牽引役はF-PACE

反面、この現状を踏まえてもジャガーのチーフデザイナー、イアン・カラム氏によると「スポーツカーセグメントから撤退する予定はない」としており、スポーツカーがSUVの犠牲になるのは許容できない、と語っています。

9

つまり「F-TYPEは存続」ということになりますが、次期F-タイプはパワートレーンがエレクトリック(ハイブリッド)化されるとも言われ、これはI-PACE、そしてフォーミュラEで培った技術が反映される可能性も。

ジャガーF-TYPEは素晴らしいスポーツカーであり、「最も過小評価されている」車の一つだとぼくは考えていますが、今後フォーミュラEが盛り上がってくれば、そしてジャガーがそこで優れた結果を残すことができれば、次期F-TYPEはそのイメージを上手く反映させることで成功することができるかもしれませんね(逆にエレクトリック化ではほかブランドに差をつけることができると思われる)。

関連投稿:次期ジャガーF-TYPEはミドシップに?デザイナーが語る(どうやら本当っぽい)

jaguar-f-type-svr-leaked-image

次期ジャガーF-TYPEはミドシップになる、という噂。
2015年には4600台を売り、ジャガーとしてはかなり成功した部類のモデルとなっていますが、だからと言って現状に甘んじず、「さらなる上」を目指すようですね。
これはジャガーのデザインダイレクター、イアン・カラム氏がメディアに語った内容として報じられていますが、これによって「キャブフォワードデザイン」に移行する可能性があるようで、となるとこれまで「ロングノーズ」を伝統的に採用してきたジャガーとしては大きなデザイン的転換を迎えることになります。

加えてイアン・カラム氏は「そろそろジャガーはデザイン的変革を迎える時期だ、これは何年も前から考えていたことだ」としており、 確かにI-PACEコンセプトのデザインを見てもその傾向は十分に感じられるため、「本当に」F-TYPEがミドシップになるかも、と考えたりします。

もしF-TYPEがミドシップになるとコルベットに続く大きな転換ということになり、ミドシップスポーツカーの選択肢が大きく増えることになりますね(もちろんAWDモデルもラインアップされると思われ、かなりな戦闘力を発揮しそう)。
ざっと思いつくだけでもミドシップスポーツカーはランボルギーニ各モデル、フェラーリV8モデル、マクラーレン、ポルシェ718ボクスター/ケイマン、アルファロメオ4Cなどがあり、かつてないほどミドシップスポーツが選べる時代に突入しているのかもしれません。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

->ジャガー
-, , , ,

© 2023 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5