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ジャガーF-Type後継モデルに新情報。「2+2となってポルシェ911に対抗、エンジンはBMW製4.4リッターV8」

2018/10/17

| 結局あるの?ないの?ジャガーF-Typeの後継モデル |

Car Magazineによると、次期ジャガーF-Typeは「BMWのエンジン搭載」にて登場、とのこと。
ジャガーF-タイプについて、その後継モデルの話はこれまでも二転三転しており、「後継はない」「いやミドシップになる」「いやいやEVですよ」といったウワサがこれまでにも噴出。

ただ、ジャガーのデザイナーであるイアン・カラム氏が「今はFタイプ後継の計画はない」と語ったことでいったん落ち着いています。

ジャガーF-TYPEは販売不振。「それでもスポーツカーから撤退しない。次期モデルはエレクトリック化だ」

次期ジャガーF-Typeは大型化、しかし軽量化

しかしながら今回新たに出てきたウワサはこれらのいずれとも異なり、次期ジャガーF-TYPEはオールアルミの「D7b」プラットフォームを使用し、フロントエンジンレイアウトを継続というもの。
サイズは現行モデルよりも大きくなるものの軽量化を果たすとも言われており、2+2レイアウトとなってポルシェ911に対抗するという説が出てきています。

ちなみにジャガーF-Type自体は当初「ポルシェ・ケイマン/ボクスターの対抗馬」として計画されていたものの、実際に発売されてみると価格がそれらよりもかなり高く、かつサイズも大きく「微妙な位置」に(それが今回、911のライバルへと格上げされる)。

ただしぼくはジャガーF-Typeを、メルセデスAMG GTとともに”もっとも過小評価されているスポーツカー”だと考えていて、つまりは非常に高く評価しているのですね(だったら買えよ、という話ですが)。

次期Fタイプに話を戻すと、ボディ形状はクーペとオープンとが(現行モデル同様)存在すると言われ、エンジンはジャガー・ランドローバー製の4気筒「インジェニウム」に加えてBMW製の4.4リッター・ツインターボを積む、とも報じられています。

この4.4リッターV8エンジンは、現行の5リッターV8との入れ替えになるとされるものの、ぼくはこれにはちょっと疑問。
というのも、現在いずれの自動車メーカーにとっても「主力」となっている中国市場では「4リッター」を境に税金が大きく変わるため、これまでの5リッターエンジンを他社製の「4リッター以下」へと入れ替えるならまだしも、税金が軽くならない「4リッター以上」のエンジンを使用(わざわざ他社から供給を受ける)する意味は薄い、と考えているため。

もしかすると環境規制の関係で現行5リッターエンジンが使えず、中国は無視してでもBMW製の4.4リッターエンジンを選ばねばならないという事情があるのかもしれませんが、いずれにしても「他の選択肢もあるのでは」というところです。

 

 

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