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やるやんジャガー。F-Typeのコピーに「ドイツもこいつも刺激が足りない」

2015/09/01

jaguar

ジャガーがけっこう挑戦的な広告を採用。
「ドイツもこいつも刺激が足りない」というものですが、けっこうナイスなコピーだと思います。

正直なところジャガーFタイプはドイツ車を遥かに越える刺激を持っており、下手をするとイタリアンスーパーカーよりも刺激は上なんじゃないか、と思えるほど。

とくにT-TYPE Rの排気音と振動は驚愕としか言いようがなく、文字通り雷に打たれたほどの音とバイブレーション。
これはポルシェであろうが、比較的音の大きなメルセデスAMG GTであろうが、スピーカーからエキゾーストノートを出しているBMW M4だろうが敵わないレベル。

バブリングだとランボルギーニ・ウラカン、フェラーリF12でも到底真似できないほどの大きな音で、とにかくこれには驚かされ、未だこれ以上の音と振動を出す市販車にはお目にかかったことがありません。
ポルシェは最近比較的大きなエキゾーストノートを発するようになりましたが、それでも演出という点においてはジャガーFタイプのほうがずっと上、と思います。

なお、こういった「演出」もジャガーがタタに移ってからのものと考えられ、イヴォークが「車の中身よりも外観」を重視してヒットしたのと同じで、消費者の商品選択基準が変わってきていることを端的に示しており、タタは非常に商売が上手なので、そこに着目したとものだと認識しています(けして中身をないがしろにしているわけではなく、不要なオーバースペックを追求せず、他社との競争を避け、独自の路線で自動車の性能以外の付加価値に注目した、新しい戦略と言える)。


関連投稿:ジャガーがFタイプSVRの動画公開。Fタイプはもっとも過小評価されているスポーツカーではないか

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ジャガーがFタイプSVRの動画を公開。
正直なところぼくは「F-Typeはもっとも過小評価されているスポーツカー」と考えており、そのスタイリングや性能、運転した感覚からするともっと高く評価されても良いのではないかと考えるのですね。

今回はそんなFタイプに「SVR」が追加され、これはジャガー史上「最速」のプロダクションカー。
0-100キロ加速は3.5秒とメルセデスAMG GT Sの3.7秒よりも速く、最高時速は313キロ(クーペ)とランボルギーニ・ウラカンの325キロすら凌駕。
まさに驚愕としか言いようのない車ですが、価格は北米では1500万円程度、とAMG GTよりも安価に設定されており、コストパフォーマンスの非常に高い車です。

FタイプRを試乗した印象としては、その内装の重厚さ、操作系の適度な重さと正確さ、エンジンサウンド、ハンドリングともに最高レベル。
とくにサウンドは現代のスポーツカーの中においても特筆すべき素晴らしさを持っており、興奮度の高い車だと認識しています(本気で欲しいのですが、まだまだ中古が高く手が出ない)。

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