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ジャガーが「作らない」と言ったワゴン「XFシューティングブレーク」発表。スタイリッシュで実用性にも配慮

2017/06/15

ジャガーがXFのワゴン版「XFシューティングブレーク」を発表。
BMW5シリーズ・ツーリング、メルセデス・ベンツEクラスワゴン、アウディA6アヴァントといったジャーマンスリーに正面から対抗するモデルとなりますが、画像を見ると低く長いシルエットがなんともスタイリッシュ。

なお、ジャガーのデザイナーであるイアン・カラム氏は「ジャガーはもうワゴンは作らない」と昨年あたりに発言しており、しかし今回実際にワゴンが登場することになっているので、このあたりは社内で何らかの変化があったものと思われます。

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ジャガーXFシューティングブレークの前後重量配分は50:50(リアが長くなったから?)と発表されており、デザイナーのイアン・カラム氏も「デザインはスピードを感じさせ、ダイナミックな外観を演出し、サルーンのように、もしくはそれ以上にスポーティーだ」と語るなどスポーツ性を強く押し出していて、そこがジャーマンスリーに対抗するためのポイントなのかもしれませんね。

サスペンションは標準でエアサス装備、駆動方式は4WDも選択可能。
安定した走行ラインをキープする「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)」も装備しており、ランドローバーと同じグループに属するメリットを最大限に活かして低ミュー路での操縦安定性を向上させるデバイスが多数与えられることに。

エンジンについてはサルーン版のXF同様で、2リッターディーゼル、3リッターディーゼル(V6)となり、トップレンジである「XFR-S」には550馬力を発生する強力なエンジンが積まれる模様。

室内は基本的にセダンと同じですが、シューティングブレークならではの装備として空気清浄機が装備される、とのこと。
その他だとスマートフォン対応の10インチタッチスクリーン式インフォテイメントシステム、メリディアン・プレミアムサウンドシステム、リモートエンジンスタート、Wi-Fiホットスポット、リストバンド状のキー(これは以前にも公開されており、アウトドア対応の防水仕様)などなど。

そのほかはもはやこのクラスの「標準」ともいえますがレーンデパーチャーワーニング、レーンキーピングアシスト、ブラインドスポットモニター、360度カメラ等の安全装備のほか、信号を認識するデバイス、セミオート・パークアシストも装備されているようですね。

サイズは先代に比べ6ミリ短くなったもののホイールベースは51ミリ伸びて室内空間が拡大。
ラゲッジスペースは565リッターで、シートを倒すと一気に1700リットルに。
ルーフには100キロまで積載ができ、320リットルの容量を持つルーフボックスもオプションでラインアップする、としています。

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