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レンジローバー・イヴォークの中華コピー「X7」がフェイスリフトを受けイヴォーク的でなくなった件

投稿日:2017/07/11 更新日:

レンジローバー・イヴォークにそっくりなことで話題になった「Landwind X7」が早速フェイスリフト。
発売からそう長く経過していないような気もしますが、変更後はイヴォークとはずいぶん異なる表情になっています。
早々のフェイスリフト、またイヴォークから離れたデザインを採用したことを考えると、なんらかの配慮があったのかもしれません。

ただ、Landwind X7について、ランドローバーが「パクリ」として訴えた裁判においては「無罪」となっていて、レンジローバー・イヴォークのほうが「すでに世界中で広く売られており、その時点で独自性を失っている」と判断されることに。

その後にLandwindは大手を振ってX7を発売し、さらには「もっとイヴォークに近づけることが出来るよう」ディーラーにおいてはレンジローバーの純正パーツを販売する始末(これら純正パーツを取り付けることが出来るという時点で設計をパクっている)。

そんなランドウインドが自らコストを投じて「イヴォークから遠ざかる」のは考えにくく、なんらかの政治的な圧力があったのかもしれません。

なお「Landwind」は長安汽車(CHANGAN)の一つのブランドで、長安汽車はフォード、スズキ、三菱と合弁を行っています。
もしかするとこういった合弁ルートでジャガー・ランドローバーが働きかけた可能性もありますが、今のところそれは不明。

こちらがフェイスリフト前。

この時点でもちょっと手直しが(発売前のプリプロダクションモデルから)入っており、少しだけイヴォークとの相違点が増えています。

なお、こちらもポルシェ・マカンのパクリで有名な「Zotye SR9」。
類似度においてはランドウインドX7を超える激似となっており、こちらのほうが悪質かもしれませんね(内装までコピー)。
※発売までになんどか名前が変わっている

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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