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ロータスの利益が大きく伸びる。利益の厚い限定モデル発売が貢献、やはり「限定商法」は有効か

投稿日:2017/09/29 更新日:

ロータスの利益が大きく好転した、との報道。
税引き前で約24億円の利益が上がっているそうですが、まだまだ最終的に決算を終えてみないとわからない、という状況のようですね。

なおロータスは全く新モデルを発売しておらず、なぜここで利益が増加したのかは不思議。
最近の数字は把握していませんが、ロータスはここ数年販売が好調と伝えられ、一昨年も販売台数が+54%増加。
その増加の多くを占めるのはEUで、ついで中東だと(当時)報じられています。

今回の伸びは「販売拠点の増加」に起因すると言われますが、一部では「利益の厚い限定モデルが貢献した」と見る向きも。
確かにロータスはここ最近でもGT430/エキシージ・カップ380/エリーゼ・スプリント/エキシージ・スポーツ380/エキシージ350スペシャル・エディション/エリーゼ250スペシャル・エディションを発売。

これらはこの「1年以内」に発売されたもので、その積極的な動きが良かったのかもしれず、これが奏功したのだとすると販売の活性化、利益の増加については「限定商法」が非常に有効ということになりますね(話題をフレッシュにキープする効果もある)。

ロータスは現在中国の吉利汽車(ボルボの親会社)傘下ですが、おそらくは中国国内での活動を強化するものと思われ、かつ新型エリーゼの発表、新型SUVの発売も期待されており、これから大きく伸びる可能性を秘めている、と思います。

関連投稿:ロータスの販売も54%アップ。ジュネーブでは新型車を発表

色々とあって人気が落ちていそうなロータスですが、それでも昨年に比べて、ここ9ヶ月では551台増加、54%アップのセールスを記録。
合計販売数は1565台とのことで多くはありませんが、今後に弾みはつきそうです。

一番伸びたのはEUで81%、アジア・中東は24%。
ディーラーは昨年比で50拠点増えて163に。
ディーラー増加を考えると、拠点が増えた分販売に貢献していると考えられますね。

なお、中国ではロータスはまず見かけることがなく、他メーカーの「一番もしくは2番目の巨大市場は中国」という状況とは乖離があり、中国に力を入れるともっと伸ばせるかもしれません。

中国では舗装があまり良くなくてロータスは向かないかもしれませんが、それでもはいパーカーがたくさん売れている状況を見たり、中国のお金持ちはサーキットに車を預けているような保管方法を見ると、ロータスの希少性や過激さは逆に武器になりそうです。

なお、ロータスはジュネーブで新型車を発表するとアナウンスしており、その内容はわかりませんが、エヴォーラ、エキシージ、エリーゼなど既存モデルのハードコア版ではないかと言われています。

関連投稿:ロータスがエヴォーラ400のオープン版、4-Elevenについて語る。このままゆくと7-Elevenも登場か

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ロータスがエヴォーラ400のロードスターバージョンの登場可能性について語ったようです。
2枚のカーボン製ルーフパネル(一枚あたり3.3キロ)を備え、エンジンはクーペと同じV6搭載。

先日スリーイレブン(3-Eleven)が発表されたばかりですが、”4-Eleven”の登場についても示唆しており、2年後には発売するだろう、と話した模様。
もちろんスリーイレブンよりもパワフルに、そして軽くなるようです。
このまま二年刻みでイレブンシリーズが登場すると2020年頃には「セブンイレブン」が登場しそうですね。

加えて、中国にて製造するSUVについては2020年あたりの発売を目指しており、欧州での発売も考えているそうです。
サイズはポルシェ・マカン程度で、しかし重量は1600キロ程度とロータスならではの「軽さ」を追求し、サーキット含め「SUV最速」を目指す、とのこと。

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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