
| これからのロータスは「これまでのロータス」とはまったく違うラインナップを持つことになりそうだ |
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新しい計画によって一気にロータスがメインストリームに躍り出る可能性も
さて、ロータスは2026年までに4台の電気自動車を発売するという計画を発表していますが、これまで非常に小さい規模にて展開してきたロータスにすると、この計画は「非常に野心的」。
ただし現在のロータスは中国・吉利汽車傘下に入っており、そこで豊富な資金、そして様々なバックアップを得て大きく飛躍する準備が整っています。
そしてその計画の第一弾として登場するのが「タイプ132」で、これは来年中に発表されると見られるSUVとなるもよう。
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ロータスだけに「俊足」SUVに
そしてこのタイプ132について、詳細はまだ不明ではあるものの、ロータスはこのSUVが時速60マイル(時速96km)を約3秒で達成することをコミットしており、バッテリーサイズは92~120kWh、そして最先端の 800ボルト高速EV充電システム を採用する言われ、このバッテリーは、カラの状態から約20分で80%まで充電することが可能だとされています。
採用されるプラットフォームはロータス・プレミアム・アーキテクチャーと呼ばれる新しいもので、これはほかの新型SUVにも活用されることになりそうですね。
なお、タイプ132は、ロータスのEV化の先駆けとなりますが、これに次いで2023年には4ドアクーペが、2024年にはさらに大型のSUVが登場する予定であり、これらラインナップの中では「もっともコンパクトで俊敏な」モデルとなることが予想されています。
新型SUVにはアクティブグリルが採用に
そして今回公開されたティーザー動画について、まずはロータスからのいくつかのメッセージが登場。

そして「ブリーズ」と大きく表示され・・・。

六角形のエレメントを採用するフロントグリル、そしてカーボンファイバーを用いたフロントスプリッターも確認できます。
そして「カーボンファイバー採用」というところからしても、このタイプ132が「スポーツ志向」ということがわかりますね。

そしてこのグリルにはアクティブシャッターが備わるようで、グリル内部が開閉する様子も示されていますが、冒頭の「ブリーズ」というのはこのアクティブシャッターを指しているものと思われます。

現時点ではそのスタイルがどうなるのかはわかりませんが、おそらくはこれまでのロータスとは異なるものになる可能性が高く、ロータスが「初のSUV」をどう扱うのかには要注目です。
ロータス・タイプ132のティーザー動画はこちら
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参照:Lotus Cars