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中国にてロータスの新型電動セダン「タイプ133(エンヴィア)」の試作車が目撃!エレトレ同様にスタイリッシュ、そして未来的なクルマになりそうだ

中国にてロータスの新型電動セダン「タイプ133(エンヴィア)」の試作車が目撃!エレトレ同様にスタイリッシュ、そして未来的なクルマになりそうだ

| そのスタイルはクーペ風、ホイールもなかなかにスポーティー |

一方、テールランプなど「暫定」デザインも残される

さて、ロータスは現在の親会社である中国の吉利汽車のもと、「スポーツカーオンリー」メーカーから「ラグジュアリーで高性能な電気自動車を生産する総合メーカー」へと劇的な、そして自動車業界では稀に見る変化を遂げようとしています。

すでにブランド初となるSUV「エレトレ」を発表し、2023年には4ドアクーペ(タイプ133)、2025年にはDセグメントのSUV(タイプ134)、2026年にはスポーツカー(タイプ135)が登場することもアナウンスされていますね。

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中国にてロータスの新型セダン、タイプ133(エンヴィア)が目撃される

そこで今回中国にて報じられたのが、2023年に発表されるであろうピュアエレクトリックセダン「タイプ133」のプロトタイプ(実際の車名はエンヴィア=Envyaになるとも言われている)。

2台のプロトタイプが中国の路上を走っている姿が目撃されていて、慎重に黒いカバーにて覆われ、しかし「クーペスタイル」のフォルム、セダンには似つかわしくない、見るからに軽そうなホイールが装着されていることもわかります。

ドアハンドルはポップアップ式、ルーフにはカメラ(もしくはセンサー)があり、ヘッドライトはおそらくスプリット、そしてフロントバンパーの形状もエレトレによく似ているように思います(チラリと見える内装についても、やはりエレトレに近いようだ)。

Lotus-Type-133-Envya

見たところテールランプは暫定のようですが、おそらくはブランディングの観点からエレトレと同様のデザインを持つ可能性が高く、そして(現在では確定情報がないものの)パワートレーンについてもエレトレを踏襲すると見る向きが多いもよう。

つまりエントリーモデルだと2モーター/600馬力以上、トップレンジだと3モーター/900馬力以上というスペックが期待されますが、これが実現すれば「そうとうなハイパフォーマンスセダン」ということになりそうです。

今後ロータスは中国で開発、製造へ

なお、ロータスは中国の武漢にテクノロジーセンターを建設しており、エレトレ、そしてそれ以降のEV(つまりすべてのクルマ)はこの武漢で開発され、そして製造されると言われています。

英国ヘセルの工場はエキシージ、エヴォーラ、エリーゼの生産を終了させたのち、「エミーラの製造」に向けてトランスファーが行われ、エミーラまでは中国で生産がなされるものの、それが終了すればこの武漢へと(吉利汽車の方針で)全てが移され、英国からは開発と生産を引き上げるとされており、実際にロータスは英国工場の生産設備の売却先を探しているという報道も見られます。

Lotus-EV (3)

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参照:CarNewsChina

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JUN(intensive911)

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