| マクラーレンも真っ黒の特別仕様車を発表 |
マクラーレンが新たな570GTのカスタム「570GTブラックコレクション」を公開。
もちろんこれはマクラーレンのカスタム部門「MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)」によるもので、「カーボンブラック」のボディカラーにチタニウム製のスーパースポーツ・エキゾーストシステム、そして新しく設定された「スポーツパック・ハンドリング・パッケージ」を装着したもの。
限定台数は100台
なお、このモデルは「限定100台」にて販売されるとのことで、夏以降に納車予定。
販売地域は「ワールドワイド」とされているので、日本でも発売されるのかもしれません。
ブラックのボディカラーに加えて「ブラックパック」を装着しているために、もともと「ダークパラディウム(半つや消しのガンメタルみたいな色)」のパーツ類(フロントスプリッター、リアディフューザー、サイドスカート、エアインテークなど)はグロスブラックへ。
さらにホイールもグロスブラック+ダイアモンドカット、ブレーキキャリパーも「ブラック」という徹底ぶり。
インテリアにもブラックが採用され、ブラックレザーにカーボンブラックのアルカンターラが使用された「ブラック・オン・ブラック」。
センタートンネル、ヘッドライナー、メーター周り、ステアリングホイール、スピーカーサラウンドにもアルカンターラが使用され、シートにはヒーターが装着されてセミアニリンレザー張りに。
そのほかの特別装備としてはカーボンブラックにペイントされた「MSOキー」、センターコンソール上の(特別仕様であることを示す)プレート、リフティングシステム、リアビューカメラ、12スピーカーオーディオシステム、UVカット機能付きのスモークパノラミックルーフなど。
なお、パノラミックルーフについては電気的に透過率を変更できる「MSOエレクトリックパノラミックルーフ」も選択できるようですね(もちろん追加費用が必要)。
新しくマクラーレンのデザインチーフに就任したロブ・メルヴィーユ氏によると「ブラックはエレガンスとパワー、権威、そしてミステリアスさを併せ持った色」だとしており、内外装にこのカラーを採用することで570GTのラグジュアリーさ、そしてスポーティーさをさらに強調している、とも語っています。
とにかく現在「ブラック」は一つの流行で、ポルシェ、BMW、ミニ、マセラティなどが同様に「真っ黒」な特別仕様車を発表していますね。
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