| 今までエイプリルフールに参加しなかった企業も参戦 |
今年はちょうど4/1が日曜日にかかってしまい、そのためにエイプリルフール向けのプロモーションを行うメーカーが少なくなっていますが、一昨年のピークを境に昨年は大きくエイプリルフール向けのジョークが減少しているのも事実。
このままだと来年にはほとんどこれを行う企業はなくなりそうではあるものの、そんな中でいくつかネタを公開しているものを見てみましょう。
ポルシェは「世界最速のトラクター」ミッションEトラクターを発売
ポルシェはエイプリルフール向けのネタとして、ミッションEのトラクター版を発売する、と公表。
もともとポルシェはトラクターを製造しており、そして農業とクリーンエナジーであるエレクトリックとの相性はよく、「もしかすると本当に将来的に発売するのでは」と思ったり。
ほかに「自動車メーカーとトラクター及び農耕機械」だとランボルギーニ、そしてホンダが該当しますが、ホンダあたりもそのうち本当に電動農耕機械を発売するかもしれません(電動の芝刈り機はすでに発売済み。プロモーション用に”タイプR”芝刈り機もある)。
なお、ポルシェによるとミッションE同様に800ボルト急速充電に対応し出力は700馬力を発生して「世界最速のトラクター」であることを主張。
さらには専用アプリとして「ファストファーム(FastFam)」も同時リリースし、これは天気を予測することでより効率的な農耕を可能とするものだとしています(これも本当にやりそう。現実的に似たようなものは他社から発表されている)。
ポルシェらしい、現実的かつミッションEのプロモーションにも繋がりそうな「質実剛健」ジョークですね。
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アストンマーティンは「プロジェクト・スパルタ」
一方でアストンマーティンはスーパーオフローダー「スパルタ」を発売。
ちなみにアストンマーティンは自動車ビジネスというジャンルを超えて「富裕層のライフスタイルをカバーするビジネス」へと進出しており、その一環として超高級タワーマンション、個人向けレジャー潜水艦を手がけています(これは本当)。
その意味では、中東の富裕層が砂漠で遊べるクルマを発売する可能性も「ない」とは言い切れず、そして中東の人はアストンマーティンが大好きなので、これもまた以外に実現性の高そうなネタではありますね。
アストンマーティンによると、これは同社のレース部門「AMR」とカスタマイズ部門「Q」とのタッグ”プロジェクト・スパルタ(潜水艦ビジネスの”プロジェクト・ネプチューン”と共通性をもたせている)”によって開発されたもので、エンジンは6リッターV12、しかもヴァルキリーAMR Proの「1100馬力」エンジンを流用。
なお、エイプリルフールネタではないものの、ダイソンが「自動車業界に参入」と発表した際、アストンマーティンがお返しに「我々も掃除機業界に参入する」と返したものはなかなかおもしろかった、と思います。
ダイソンがEV参入→アストンマーティン「我々も掃除機に参入だ。しかもV12だぞ」
本当に発売する模様。中東の新興メーカーから砂上のスーパーカー「ザルーク・サンドレーサー」
ドバイにて、砂漠をランクルでぶっ飛ばしてきた。愛すべき車バカ多数だった件
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アストンマーティンが今度はタワーマンション建設。ペントハウスはプール付き、56億円ナリ
マクラーレンは「本社の働き方改革」
マクラーレンは毎年「過去最高」のセールスを記録していますが、今回はさらにそれを堅持すべく、「働き方改革」を行うと発表。
具体的には「チームごとにシンクロした動きをする」「効率的な動きをする」というもので、これ自体はとくに印象的ではありませんが、動画中ではマクラーレン本社の様子を見ることができたり、動画後半ではマクラーレンの社員が通常働いている様子(エイプリルフールネタとは逆に自由で楽しそう)がわかり、この「対比」をマクラーレンは見せたかったのかもしれませんね。