| モントレーに集まるクルマはワケが違った |
先日開催され、大盛況であったモントレー・カーウィーク。
文字通りアメリカはカリフォルニア州、モントレーにて開催される「車づくし」のイベントです。
世界中から多くの参加者があり、各オークションハウスの主催する競売、ラグナセカ・サーキットでのヒストリックカーレース、街中のあちこちで展開される小規模なイベント、そして目玉となるのは「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」など様々な催しが開催されてイベントを盛り上げます。
ペブルビーチ・コンクール・デレガンスは伝統あるゴルフクラブを借り切っての開催ですが、「格」が高いために高級車や超限定車の発表にはうってつけで、今年もランボルギーニ・アヴェンタドールSVJほか多くの魅力的なクルマが発表されていますね。
今年から開催されるイベント「EOCR」は今後の主力イベントに
そして今年初めて開催されたイベントが「エグゾティックス・オン・カナリー・ロウ(Exotics on Cannery Row)」、通称”EOCR”。
これはスーパーカー、ハイパーカーにフォーカスしたイベントで、300を超えるエキゾチックカーが集まる、とのこと。
集まった車を見るとブガッティ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンといったおなじみハイパーカー/スーパーカーメーカーから、サリーン、Wモータース、リマック、ケーニグセグ、パガーニといった少量生産メーカーまで。
モントレー・カーウィーク「EOCR」に集まったクルマを見てみよう
ここでEOCRに 集まったクルマたちを見てみようと思いますが、まずはポルシェ918スパイダー。
ガルフっぽいカラーを身にまとった(グラフィックはガルフではない)個体を先頭に、なんと3台も。
ケーニグセグ・アゲーラ。
リアバルクヘッドに「ゴースト」の刺繍がありますね。
カメレオンカラーのマクラーレンP1には同色のヘルメット。
マクラーレン・セナも登場。
リアウイングにはブルース・マクラーレンの愛した「スピーディ・キーウィ」のマークがあります。
ケーニグセグ・アゲーラ、そしてフェニア・スーパースポーツ。
ケーニグセグがこれだけ集まるのは非常に珍しく、まさに壮観。
おそらくは西海岸の有力ディーラー(マクラーレン/ランボルギーニ・ニューポートビーチの経営母体)、がその顧客を集めたものだと思われます。
米国のオーナーはチャリティーに関する意識が高く、こういったイベントにおいても積極的に自分のクルマを貸し出す傾向にあり、積極的に盛り上げてゆこう、という意識があるようですね。
希少なランチア・ストラトス。
マルボロカラー、しかも褪色加工のラッピング。
この個体はマクラーレン・ニューポートビーチのイベントにも登場していましたね。
フォードGT「ヘリテージ・エディション」。
フォードGTのオーナーの中でも、「選ばれしもの」だけが装着できるオプションパッケージです。
現地のショップがカスタムしたランボルギーニ・ウラカン。
このピンクのほか、もう一台「ブルー」も存在しています。
VIA:Keno Zache