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【動画】1000万円チョイで格安のマクラーレン12Cを購入した男。トラブルを乗り越えて幸せになれるか?

2018/12/18

| トラブルを承知で格安マクラーレンを購入したユーチューバー。果たしてどうなる? |

ユーチューバー、Tyler Hoover氏が格安のマクラーレンMP4-12Cを購入。
MP4-12Cはマクラーレンの市販車部門、マクラーレン・オートモーティブ初の量産ロードカーで2011年に発表されています。
発表時は「MP4-12C」という名称で、その後スパイダー版が2012年に登場した際に「12C」へと改名。
そして650S登場にあわせて生産の一時休止が発表され、そしてそのまま「二度と戻らぬ人」となっています。

なおMP4-12Cは登場時からいくつかトラブルが報じられ、その翌年には600馬力から625馬力へとパワーアップされると同時に、いくつかの改良が施されることに。
1年で「25馬力」のパワーアップはけっこう大きく、そのためマクラーレンは2011年にMP4-12Cを購入したオーナーに対して無償でパワーアップを行う、と発表して実施を行っています。

ご存知の通りマクラーレンはF1に参戦するコンストラクターですが、競争厳しいF1で生き抜くにはたゆまぬアップデートが必要で、それを考慮するとロードカーでも同様にアップデートが必要と考えるのは理解できますが、1年で出力が変わったり、翌年には生産が終了したりすると、いくらなんでも安心して買えない、というのもまた事実。
お金があって新型に次々乗り換えが可能であれば問題はないと思いますが、現状だとマクラーレンは多くのユーザーにとって「ついて行きにくい」部分もある、と考えています。

そんなマクラーレンですが、今回Hoover氏は初期のMP4-12Cを格安で入手。
その価格1150万円ほどで、相当に「割安」だと言えそう。

なお、前オーナーからの直接の購入となりますが、前オーナーはきちんとトラブルの内容を伝えており、しかもHoover氏のために「延長保証(追加で60万円くらい)」加入を勧めることに。

しかしながら安いのには理由があった

そしてもっとも大きなトラブルは「ギアボックス」。
なんとリバースに入らない(のでバックできない)、1速にしか入らないという問題があり、現在マクラーレンにギアボックスを発注しているようですね。※それでもこの価格で取引されるとは、まさに「腐っても鯛」

その他にも様々なトラブルがあるものの、それを承知で購入するとはまさに「勇者」だと言えますが、きちんと(延長保証の活用で)動くようになれば、このパフォーマンスをこの価格で入手できる例はほかになく、いい買い物へと転じることになりそうです。

その他にも格安中古に挑戦する猛者は多い

なお、アメリカではDIY精神が根強いているため、格安中古を購入して自分で直そう、という人も多数。
つい先日は「不動の」アウディR8を購入し、バッテリー交換とちょっとした修理で直してしまった人も。

そして壊れいてもそれを気にせず、格安ロールスロイスを購入し人生を楽しむ人。

一方で今回のHoover氏は以前に格安でV12メルセデス・ベンツの中古を購入し、予想外にお金がかかったことも。

50万円でV12エンジン搭載のメルセデス・ベンツSクラスを購入→トラブル相次ぎ修理に230万円が必要に

VIA:Hoovers Garage-Youtube

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