最初の二本はガソリンが少なく「プロテクション」モード

ドラッグレース専門ユーチューバー、「ドラッグタイムス」が自身のマクラーレン720Sと、1000馬力にまでチューンされたダッジ・チャレンジャー・デーモンとの加速競争を披露。
ダッジ・チャレンジャー・デーモンといえば「合法ドラッグレーサー」として知られ、加速競争のためだけに発売されたようなクルマ(ノーマルだと助手席すらオプション)。
その結果、0-100キロ加速は2.3秒とブガッティ・シロンの「2.5秒」よりも速く、さらにオプションを装着すると「2.1秒」になるというトンデモナイ車です。
ただし、実際にはそこまで速くないという疑惑もあったりして(なんといっても製造元がFCAなので)、その実力にはなんとなく疑問がつきまとうクルマでもありますね。
⠀マクラーレン720Sの速さはもうどうしようもない
そして今回は1000馬力のドラッグモンスターとの対決ということになりますが、最初の二本はマクラーレン720にとって不本意な結果に。
それもそのはずで、その際はマクラーレン720Sのガソリン残量が少なく、コンピューターがガス欠を防ぐために「プロテクションモード」へと移行させていたためだとされ、そこでドラッグタイムス氏はガソリンを補充して再び戦場へ。
そこからのマクラーレン720Sの速さというともうどうしようもなく、完全にダッジ・チャレンジャー・デーモンは手も足も出ない状態です。
ドラッグタイムス氏自身も、このマクラーレン720Sについては「ちょっと乗ってすぐに売る予定」だったものの、あまりの速さに他に乗り換えるクルマが見つからず、そのままずっと乗り続けていると語っており、とにかく加速競争においてはこれに勝るクルマは無い、と言って良さそうですね。
なお、同氏は少し前にマクラーレン720Sが戦った30本のドラッグレースのダイジェスト版を発表。
その30本のうち負けたのは2本だけで、1つは猛烈にチューンされた日産GT-R、もう一つは路面の悪い状況で4WDであるポルシェ918スパイダーという結果です。
それでは動画を見てみよう
こちらがそのダッジ・チャレンジャー・デーモンとの勝負を収めた動画。
敗れたとは言えどもチャレンジャー・デーモンも相当に速いことには変わりなく、相手がマクラーレン720Sでなければ容易に勝利を手中に収めていたかもしれませんね。