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【動画】驚愕!マクラーレン600LTが元ニュル王者、ポルシェ911GT2 RSを下すタイムをマニクールにて記録

2019/06/21

| マクラーレン最強伝説はやはり事実だった |

マクラーレンが放つ超硬派モデル、「600LT」。
さしもの600LTとて、さすがのポルシェ911GT2 RSには敵うまいと思われたものの、今回モータースポーツ・マガジンがこの二台をフランスのマニクール・サーキットへ持ち込んでテストしたところ、マクラーレン600LTがポルシェ911GT2 RSのタイムを上回るという驚愕の結果に。

なお、ポルシェ911GT2 RSはかつてニュルブルクリンクにて「市販車最速」タイム(6:47.3)を記録したことがあり、現在でも世界最速と言っていいクルマの一台。

マクラーレン600LTは「マクラーレンの量産車史上もっとも過激」なモデル

対するマクラーレン600LTは「マクラーレンのハードコアモデル」の証、”ロングテール=LT”の称号を持つクルマ。

マクラーレン600LTのベースは570Sとなり、「LT=ロングテール」の名の通りリアが74ミリ延長され、重量はベースモデル比96キロ軽量化、そして出力は+30馬力。
発表から「1年間」の期間限定受注モデルで、その価格は29,999,000円という設定です。

ポルシェ911GT2RSは700馬力を発生する3.8リッター・フラットシックス・ツインターボエンジンを搭載して後輪を駆動。
限定台数は1,000台(クラブスポーツは200台)、その価格は3656万円。
997世代の911GT2 RSはその事故の多さから「ウイドゥメーカー(未亡人製造機)」なる不名誉な称号を頂戴したクルマでもあります。

実際にこれら二台をモータースポーツ・マガジンがマニクール・サーキットにて走行させたところ、ポルシェ911GT2RSはミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2(タイヤ)装着時で1:48.74、パイロットスポーツ・カップ2R装着時では1:47.16。

タイヤの相違で1秒半ほどの相違が出ていることになりますが、なんとマクラーレン600LTのタイムは1:48.39で、これはポルシェ911GT2RS(カップ2)よりも速いタイム。

さすがにカップ2Rを装着した911GT2RSのタイムには敵わないものの、マクラーレン600LTは相当なポテンシャルを持っていることがわかります。

なお、マクラーレン600LTが履いているタイヤはピレリ・トロフェオR。
911GT2RSの「ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ/カップ2」との単純比較はできないものの、ピレリも「なかなか」ということですね。

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上の画像はこれまでモータースポーツ・マガジンがテストしてきたスーパースポーツカーのラップタイムですが、トップはぶっちぎりでマクラーレン・セナ。
その次はフェラーリ488ピスタ、次いでマクラーレン720Sという順となっています。

マクラーレン600LTも相当に速いタイムを出しているものの、同じマクラーレンがその上にまだ3台も存在することになり(675LT、720S、セナ)、マクラーレンのサーキットにおける強さを思い知らされることに。

なお、マクラーレンとフェラーリは公的にはサーキットでのタイムアタックを行わず(フェラーリはフィオラノ・サーキットでのタイムについては公表している)、もちろんニュルブルクリックのラップタイム競争にも「不参加」。

よって、ニュルブルクリンクを本気で走ったらどれくらいなのかはわかりませんが、マクラーレン・セナや720Sが、現在のニュル王者であるランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(改造車だと911GT2RS MR)の記録を塗り替える可能性は十分にありそうですね。

それでは動画を見てみよう

こちらがポルシェ911GT2RS、マクラーレン600LTがマニクール・サーキットをアタックする動画。
911GT2 RSでは計測されていないものの、マクラーレン600LTは最大で2.6以上のコーナリングGを記録しているようです。

VIA:Motorsport Magazine

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