【動画】ポルシェ・タイカンの破壊力は凄まじかった！あの無敵のテスラ・モデルSを下し、英国では「もっとも売れたポルシェ」に

｜　なお、英国では「タイカン効果」にてポルシェの販売台数がホンダを超える　｜

さて、デリバリーが本格化しつつあるポルシェ初のピュアEV、タイカン。

北米では比較的早い時期から納車がはじまっており、すでにドラッグレースに持ち出すユーチューバーも登場しています。

そこでまずはおなじみDrag Times氏の登場とあいなるわけですが、テスラのフラッグシップであるモデルSパフォーマンス、そしてタイカンの最上位グレードであるタイカン・ターボSとを競わせることに。

テスラ・モデルSとポルシェ・タイカンが実際にゼロヨンで走ってみたらこうなった

なお、これまでテスラ・モデルSパフォーマンスはさまざまな対戦相手をモノともせず、ドラッグレースにおいては「ほぼ最強（対抗できたのはマクラーレン720Sくらい）」。

しかしながらタイカン・ターボSとの対決を見てみると、スタートからゴールまでタイカン・ターボSが一貫してリードしており、かつそのリードは距離と共に広がる一方。

どうやらタイカンのリアアクスルに搭載される2速トランスミッションの効果が大きいようですが、ゼロヨンだとテスラ・モデルSパフォーマンスが10.563秒、タイカン・ターボSが10.393というタイムです（ちょっと前だと、これがノーマル車のタイムだとは信じられない）。

なお、0-60マイル（0-96km/h）だとテスラ・モデルSパフォーマンスは2.35秒、そしてポルシェ・タイカン・ターボSは2.34秒というタイムを誇り、こちらもガソリン車の常識からすると”信じがたい”数字ですね（ブガッティ・シロンよりも速い）。

テスラは来年には3モーター搭載の「テスラ・モデルS”プラッド（Plaid）”を発売することになりますが、テスラのリベンジに期待したいところです。

テスラ・モデルSパフォーマンスとポルシェ・タイカン・ターボSとの加速競争動画はこちら

参照：DragTimes

マクラーレン・セナとポルシェ・タイカンとが競争したらこうなった

そしてこちらは英国より、Shmee150氏がポルシェ・タイカン・ターボS、そしてマクラーレン・セナとの加速競争を収めた動画を公開（両方とも同氏の所有）。

出力面だとセナが789HP、タイカン・ターボSが751HPと近い数字ではあるものの、車体重量だとタイカン・ターボSのほうが1,000kgほど重く、常識的に考えるとタイカンのほうがどう見ても不利。

ただしスタートではタイカンのほうが圧倒的とも言える出だしを見せており、そこはエレクトリックモーターの強烈なトルク、そして4WDという利点がフルに生かされている模様。

それでもセナは負けておらず、後半から追い上げてなんとか逆転することに成功しています。

マクラーレン・セナとポルシェ・タイカン・ターボSとがゼロヨンを競う動画はこちら

参照：Shmee150

ポルシェ・タイカンは英国でも「最も売れたEV」に

欧州全域ではポルシェ・タイカンが「もっとも売れたEV」になったと報じられたところですが、英国においてはタイカンが「ポルシェの中ではもっとも売れた」クルマに。

なお、11月の英国市場ではポルシェが前年比で16.7％も伸びて2,216台を販売し、この数字はなんとホンダやシトロエンよりも多い、とのこと。

そしてその中でいちばん売れたのがタイカンということになりますが、つまりこれまでNo.1だったマカンを抜いてトップに躍り出たということになりますね。

おそらく今後もその販売を伸ばすことになるかと思われ、ようやくテスラに対抗できるEVが登場したということになりそうです。

参照: Autocar

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