【動画】メルセデス・ベンツSLRマクラーレン（前所有者はパリス・ヒルトン）を格安で購入した新オーナー。喜びもつかの間、いきなり修理に370万円かかると知り落胆する・・・

｜　スーパーカー、とくに専用設計を持つクルマの維持費は相当に高い　｜

パリス・ヒルトンは意外とメンテナンスコストをケチっていたようだ

さて、最近人気なのが「ネオクラシックカー」ではありますが、意外と見落とされがちなのがその維持費。

特にスーパースポーツはパーツが高いので、購入時にはしっかりと注意する必要があり、でなければとんでもない目に遭うことも。

参考までに、スーパーカーも年々進化しておりメンテナンスフリー化が進むこととなっていて、ぼくの経験上だと、ランボルギーニ・ウラカンの維持費は、その先代であるガヤルドの半分くらいなんじゃないかという印象を持っています。

メルセデス・ベンツSLRマクラーレンのメンテナンスコストには要注意

そして今回「とんでもない目に遭った」のはメルセデス・ベンツSLRマクラーレンを購入したオーナー。

ちなみにこの車輌の前オーナーはパリス・ヒルトンだそうですが、パリス・ヒルトンはこのメルセデス・ベンツSLRマクラーレンを、2006年に（新車で）463,000ドルで購入し、今回の新しいオーナーが購入した金額は180,000ドル。

そしてこの新しいオーナーはメルセデス・ベンツの認定工場へとSLRマクラーレンを持ち込んでオイル交換を行おうとしたものの、その際に「いろいろと交換しなくてはならない」という指摘を受けたのだそう。

ちなみにその内容の一部は下記の通りで、合計するとなんと34,565ドル（約370万円）にものぼります。

クルマは自分を壊しながら走っている

なお、クルマは消耗・摩耗しながら走っていると言ってよく、パワフルになればなるほどその度合が強くなります。

言うなれば自身のパワーで自分を壊しながら走っているようなもので、加えてスーパーカーは「熱」によって劣化するパーツも多数。

そしてトラブルを未然に防ぐために「距離を走らなくても交換が必要な」パーツも多数設定されており、とにかくお金がかかるのがスーパーカー。

さらにメルセデス・ベンツSLRマクラーレンの場合は、「マクラーレンの工場で、わずか2100台のみが組み立てられた」という少量生産モデルであり、その性格上ほぼほかのメルセデス・ベンツ車と共通パーツがないために「パーツ自体の価格も高い」という事情もありそうですね。

メルセデス・ベンツSLRマクラーレンの新オーナーがその維持費に驚く動画はこちら

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参照：Hoovies Garage