
| マクラーレンはこの750Sの後継モデルを計画しているかどうかはわからない |
おそらくはSUV優先、当面は新型スーパースポーツの期待は難しいかも
さて、ちょっと前にはマクラーレン720Sがフェイスリフト(マイナーチェンジ)を受けるという話が出ていますが、今回はその続報として「750馬力となって750Sを名乗る」「4月にデビュー」という情報が(マクラーレン関係者によって)語られたという報道。
搭載されるエンジンは4リッターV8ツインターボ、スタイリングは「765LTほど過激ではなく、しかし720Sよりはアグレッシブ」だとされ、2月下旬からなんらかのティーザーキャンペーンが開始されるという話もあるもよう。
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新型マクラーレン750Sはどんなクルマに?
なお、このマクラーレン750Sはにはいくつかの情報がもたらされていて、ひとつは「アルトゥーラ同様のフローティングタブレット型インフォテイメントスクリーンが搭載される」こと。
そしてサスペンションやドライブモードを変更するためのスイッチは、インストルメントクラスターベゼルに内蔵されるようですね。

この750Sの発表においては、クーペとコンバーチブルが(時期をずらすのではなく)同時にデビューするといい、「LT」は存在せず、価格は34万2,000ドル前後からという具体的な話も出ています。
マクラーレン7500Sは「ほぼ完売」?
ちなみにこの750LTについては「2年ほどしか販売されない」といい、さらには2024年後半までのオーダー枠が埋まっているとされるので、発表された頃にはもう「完売」なのかもしれません。※ユーロ7に対応できないために販売が打ち切られるのかも
このマクラーレン750Sはについては、当然ながら720Sのバージョンアップ版となるので「完全新設計」ではなく、よってこの(750Sの)後継モデルがどうなるのかは非常に気になるところではありますが、今の時点ではブランニューモデルの話は聞こえてこず、マクラーレンとしてはここ最近報じられているとおり、SUVもしくはセダンが最優先と捉えている可能性もありそうです(そのためにCEOを交代させたとも考えられる)。

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となるとスーパースポーツについては当分アルトゥーラ1本でやってゆくことになるのかもしれませんが、そうなるとアルトゥーラにはハードコアモデルなどいくつかのバリエーションをもたせることも考えられ、今後のマクラーレンの動きは「要注目」だと捉えています。
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