マクラーレンが自社のカスタム部門、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ=MSOにてレストアされたF1(ロードカー)を1台のみ販売する模様。
マクラーレンF1は1993年から1998年にかけ64台のみが製造されていますが、最後に生産された世代のうちの1台とのことでボディカラーはカーボンブラック、シャシーナンバーは069、走行距離は4500キロ。
マクラーレン・スペシャル・オペレーションズでレストアを受け、ホイールはセンターロック、特徴的な三人がけシートのうち後部座席は表皮がアルカンターラに。
専用のバッグセット、ファコムのチタニウム製軽量ツールマクラーレンによる「F1ブック」も付属する、とのこと。
現時点で価格の公表はありませんが、マクラーレンF1の最近の落札価格が18億円程度であることを考えると「かなり高価」にはなりそうですね。
ただしメーカーが直接販売するということなのでプレミアを付加するのは難しく、しかし格安で売るのも難しそうなので、オークション形式として収益はチャリティーに寄付、という形になるのかもしれません。
発表後わずか数週間で完売してしまったマクラーレン675LTが中古市場に登場。
クーペ、スパイダーそれぞれ500台づつが販売されていますが、意外や中古市場にはタマ数があるようで、アメリカだけで24台も販売されているそうです。
今回の675LTはその中の一台ですが、マクラーレン・ニューポートビーチ(マクラーレンの正規ディーラー)にて販売されているもの。
画像が縦に伸びていて残念ですが、その価格は邦貨換算で約4600万円。
北米の新車価格が3600万円であったことを考えるとかなりなプレミアムが乗っていることになるものの、この価格は「妥当」とのこと。
ただしこの車両はMSOにて仕上げられた特注バージョンで、そのカラーリングは非常に独特。
シリカ_ホワイトをベースとしてマットブラックを部分的に使用し、エッジ部にはレッドのアクセントが入るなど他には見られない個性があるようですね。
なおホイールはHRE製へと交換済み。