おそらくは三台めとなる、「公道走行可能な」マクラーレンP1 GTRが中古市場に登場。
マクラーレンP1 GTRは「マクラーレンP1を所有」している人を対象に45台のみ販売されたサーキット専用モデル。
ただしその車で公道を走りたいという要望も多く、マクラーレンのお墨付きを得てイギリスの会社Lanzanteが公道仕様に「コンバート」を請け負っています。
これまでも5億円、4億円にてマクラーレンP1 GTRが販売されましたが、今回はその中間の4億5000万円。
今の段階で45台のうちどれほどがロードバージョンへと転用されたのかは不明ですが(一説では5台)、さらにコンバートされた中の3台がこうやって中古市場に出てくるのは「割合としては多い」と思います。
公道仕様にコンバートしてから「やっぱりイマイチ」と考えて売りに出すのか、それともサーキット専用モデルだと価格がつきにくいので公道仕様に変更してから売りに出して利益を得ようとするのかは不明ですが、マクラーレンとしてはあまり気分が良いとはいえない流れかもしれませんね。
なおスーパーカーコレクターのサロモン氏も「購入して後悔した」車にマクラーレンP1 GTRを挙げており、コレクターにとっては所有欲を満たせる「何か」が欠如しているのかもしれません(しかしフェラーリにはそれがあると思われる)。
関連投稿:公道走行可能なマクラーレンP1 GTR。8億6000万円ナリ
今年初めにイタリアのスーパーカーディーラーが、サーキットユースオンリーのマクラーレンP1 GTRをストリート仕様にコンバージョンするという計画を公開しましたが、その計画通りマクラーレンP1の公道走行可能な車両が販売に。
しかしながらその価格は8億6000万円と非常に高価。
なおマクラーレンP1 GTRの購入条件は「P1を注文した人のみ」で、価格はP1の3倍となる3億円と言われます。
限定台数は30台のみという非常に希少な車ではありますが、やはり8億6000万円という価格には驚きですね。
イギリスの会社「Lanzante」がサーキットオンリーのハードコアモデル、マクラーレンP1 GTRを公道仕様に改造するというサービスを提供する模様。
マクラーレンの特装車部門であるMSOは公道仕様への変更を請け負っておらず、Lanzanteはマクラーレンとなんらかの協力関係にあるとみられていますが、詳細は不明。
なお、現在は一部の国に限られるようですね。