マクラーレンがそのスポーツシリーズ「570S」に5つのスペシャルモデルを発表。
マクラーレンによると、そのカスタマイゼーションレベルを「次の次元」に引き上げるためのもので、カラーコンビネーションや素材、仕上げが豊富になっているとのこと。
これらの車はマクラーレンのデザイナーによって直々にそれら組み合わせが選ばれているそうです(要はデザイナーが選んだオプション群がセット装着されている?)。
このスペシャルモデルの追加費用は約120万円となりますが、それぞれのオプションを選ぶよりはるかに安上がりとされ、それに加えてユーザーはさらにオプションを追加できるため、カスタム派には嬉しい選択肢となりそうですね。
まずは「デザイン・エディション1」の画像が公開されていますが、これはヴァーミリオン・レッドの外装にダイアモンドカットの5本スポークデザインホイールを装着。
他はステルス・エキゾーストにレッドブレーキキャリパー、内装ではカーボンブラックアルカンターラパッケージ+アペックス・レッド・ナッパ・レザー+グレーのコントラストステッチ他が与えられています。
他のボディカラーは画像が公開されていないものの、ストーム・グレー、ヴェンチュラ・オレンジ、シリカ・ホワイトも選択可能、とのこと。
マクラーレンがモナコGPに合わせて「マクラーレン570S M2Bエディション」を公開。
これはマクラーレンの創始者、ブルース・マクラーレンの手によって1966年につくられた最初のF1マシンへのオマージュとのことで、標準仕様のマクラーレン570Sとの差異はそのグラフィック。
F1マシンと同様にホワイトのボディカラーをベースにグリーンのグラフィックが与えられていますが、これはかなり特徴的。
なお内装は標準モデルと同じだそうです。
マクラーレン570GTは中国で発売されたのち3年が経過していますが、それを記念した限定モデルが上海モーターショーで発表に。
「3年」ということで「570GT Commemorative Edition」としてわずか3台のみが設定され、ボディカラーはパシフィックブルーのみ(570GT発表時のイメージカラー)。
内装についてはクリームカラーのナッパレザーが採用され、リアのラゲッジスペースも同じカラーで仕上げられる、としています。
ステアリングホイールとシートベルトはカーボンブラックとなり、Bowers & Wilkins製のオーディオシステムも装備するなど内装は「豪華」路線のようですね。
そのほかの特別装備としては(道路の舗装があまり良くない)中国でなくてはならないフロントリフター、そしてリアビューカメラ。
リアバンパー、リアウイング、サイドスカートはカーボン製となる、と報じられています。
なお上海モーターショーにおいては中国では「初公開」となるマクラーレン720Sも展示されるようで、現地では大いに盛り上がりそうですね。
ちなみに中国においては「スーパーカー」というと圧倒的にフェラーリの人気が高く、ついでランボルギーニ、という印象。
あまりマクラーレンは現地で見たことがありませんが、そのぶん「伸びしろ」はありそうです。