| まさかマクラーレンがアメ車をカスタムするとは |
今となってはあまり触れてほしくないクルマかもしれない
マクラーレンが1980年代にマスタングを改造した珍車が中古市場に登場。
もとのエンジンは5リッターV8ですが、これを2.3リッターターボエンジンに換装したもので、出力は175馬力(もとのスペックは不明ですが、パワーダウンのようにも思える)。
駆動輪は後輪、トランスミッションは4速ATとなっています。
外観にも手が入り、思いっきりワイドな前後フレアフェンダーにマクラーレンのコーポレートカラーであるオレンジにペイント。
内装、サスペンション、ホイールもカスタム/チューンされ、「McLaren Mustang」のロゴもサイドに見えますね。
なお0-100キロ加速は衝撃の「9.76秒」で、これは時代を考慮してもかなり遅いと言わざるを得ないかもしれません。
なお同じタイムで現在のマクラーレン650Sだと倍の「200キロ」に到達しますし、650Sの0-100キロ加速は2.9秒なので、現代のマクラーレンとは相当な差がある、と言えるようです。
もともとは249台製造する予定であったそうですが、何らかの理由で(なんとなく想像はできる)10台のみの製造にとどまり、今回販売されるのはそのうちの一台。
なお新車時(1980年)の価格は邦貨換算で280万円程度で、今回販売されている価格は220万円くらい。
1980年の280万円というと現在のアメリカにおけるインフレ率を考慮した場合、現在の800万円程度に相当する、とのこと。
なお1980年には新車のポルシェ911が340万円程度であったようですね。
VIA:CARSCOOPS