マクラーレンがヴァーチャル・レースに参入。
今回ロジテックとの協業にて「ワールド・ファステスト・ゲーマー」を立ち上げており、ここで「最も速く走った人を」マクラーレンのフォーミュラ1シミュレーターのドライバーとして雇用する、という計画を公表しています。
PC、タブレットやモバイルからも参加できるとのことで、2017年夏に予選を行い、そこから10名のファイナリストを選出してマクラーレン本社でバトル。
そこで最も速く走った「たった1名のみ」がこの仕事を(1年契約で)ゲットできる、という仕組みです。
なお勤務はマクラーレン本社となり工場やサーキットで(アロンソやバンドーンと一緒にF1マシンを改良するための)仕事をすることになる、とのこと。
流れとしてはこちらに記載がありますが、今のところ参加方法などは未定。
ポルシェが先日マイクロソフトとパートナー契約を結んでeスポーツ分野への参入を表明しましたが、マクラーレンも最終的にはこのジャンルへ参入する意図があるのかもしれませんね(eスポーツは現在ハリウッド映画よりも市場が大きくなりつつあると言われている)。
これまで自動車業界と自動車レースというのはライセンス契約程度しかなかったように思いますが(あとは新車発表程度)、今後は実車のプロモーション、レースそのものがリアルからヴァーチャルへと移行する可能性もあり、今後の様相が大きく変わってくるのかもしれない、と考えることがあります。
ただ、バーチャルだと簡単に車をぶつけて相手を妨害する人など出てくると思われ、ルールやペナルティについても厳密に定める必要がありそう。
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