| これだからバイク乗りってヤツは |
1996/1997/2001年にF1を走ったF1ドライバー、タルソ・マルケス氏が自身のベンチャー企業を通じて未来っぽいバイクを製作。
なお、エンジンは1960年代のロールスロイス製”飛行機用”エンジン。
熱血バイク映画「トルク」でヘリコプターのエンジンを積んだバイクが登場しましたが、どうにもこうにもバイク乗りというのは(いい意味で)イカれた人が多いようです。
その名は「DUMONT(デュモン)」
なお、このバイクはブラジル人の飛行家、アルベルト・サントス・デュモンにちなんで「デュモン(DUMONT)」と命名されています。
アルベルト・サントス・デュモンはブラジル出身ですが、その後フランスに渡り、フランスで飛行機の開発を行い、「ヨーロッパ初の飛行機による飛行」を実現した人物(アメリカのライト兄弟の三年後。ライト兄弟は誰でも知っているがアルベルト・サントス・デュモンはほとんどの人が知らず、”一番”と”二番”の差が大きいことがわかる)。
ブラジルでは、アルベルト・サントス・デュモンは一時紙幣の絵柄にも使用されており、アルベルト・サントス・デュモンのブラジルにおける知名度の高さが見受けられ、その意味でも今回の命名はうなずけるものでもありますね。
そしてさらに余談ですが、カルティエの腕時計「サントス」はルイ・サントス・デュモンの依頼によって造られたもので、これは現在でも購入が可能。
↓これがカルティエ・サントス(Santos de Cartier)。昔持ってた
このバイクだけ見てみると、そもそも「バイク」とはわからない物体。
凄いなこれ・・・。
曲がるのこれ?
そしてこのバイクを見て思い出したのが、ダニエル・サイモンによるデザインの「COSMIC-MOTORS DETNATOR」。
それでは動画を見てみよう
こちらが実際に”デュモン”が走行する動画、「TMC Dumont na rua - A MOTO COM MOTOR DE AVIÃO」。