| ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモの正式な生産台数は未だ謎 |
さて、世界中で様々なスーパーカー、ハイパーカーを紹介してくれるユーチューバー、スーパーカーブロンディさん。
今回はブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモの紹介です。
ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモは2015年に発表されたコンセプトカーで、その後は中東の王族に売却され、その後2017年にカリフォルニアのブガッティ・コレクターへ売却されています(販売額は不明だが、10億とも20億とも言われる)。
そして今回、そのブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモがイベントに登場しているものの、車両を紹介しているのはブガッティのスタッフであり、となるとこの個体はブガッティの所有する「別の」ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモなのかもしれませんね。
ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモは「実走可能」
なお、ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモは、他メーカーの発表する「ヴィジョン・グランツーリスモ=VGT」とは異なり、実走が可能。
エンジンはシロンと同じW16クワッドターボ、出力は1,650馬力、駆動方式はもちろん4WD。
リアはこんな感じで超過激。
近年のブガッティの中では、ディーヴォ、チェントディエチ等含めても「もっとも過激」だと思います。
ドアミラーのかわりに「カメラ」。
ステアリングホイールは上部をカットした形状。
メーターは戦闘機の照準器のようなデザインで、ランボルギーニ・レヴェントンを連想させるものですね。
インテリアはシロンとは大きく異なり、サイドシルが分厚く高く、内装全般的に非常に簡素。
ウインドウは「ラップアラウンド」で、室内からの眺めはまんまレーシングカー、という感じです。
フロントフードの固定方法はちょっと独特。
タイヤはミシュランの専用品で、4本交換すると1100万円が必要になる、とのこと。
ヴェイロンの「400万円」でも高すぎると思いましたが、それをはるかに超えてますね。
なお、ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモのオイル交換費用は約230万円。
これはリアカウルとその周辺を全て外す必要があるためですが、つまり作業にかかる工賃が高くつく、ということがその理由。
イタフラ(イタリア・フランス)車は整備性を考えた作りになっていないと言われますが、現代でもそれは「変わらない」のかも。
ちなみにブガッティ・ヴェイロンのオイル交換を自分たちで行なってみたショップが、そのオイル交換の様子を動画にて公開したことも。
確かにその内容を見ると「ちょっと自分ではやりたくないな・・・」という複雑さを持っているようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらが女流自動車系ユーチューバー、スーパーカーブロンディさんがブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモのレビューを行う動画。
こちらはブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモがエンジンの始動を行う動画。
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