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【動画】限定60台、3億9000万円のブガッティ・シロンがポール・リカールを走る!ミストラル・ストレートでは最高速の350km/hにあっさり到達

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【動画】限定60台、3億9000万円のブガッティ・シロンがポール・リカールを走る!ミストラル・ストレートでは最高速の350km/hにあっさり到達

| シロン・ピュールスポールはサーキットにおいては相当な余裕を見せているようだ |

サーキット専用のチューニングを持つといえど、2トン近いクルマの動きとは思えない |

さて、ブガッティはシロンに多数のバリエーションを発表しており、シロンスポーツ、スーパースポーツ、スーパースポーツ300+、さらには(シロンとは名がつかないものの)ディーヴォ、チェントディエチ、はてはワンオフのラ・ヴォワチュール・ノワールまで。

そんな中でひときわスパルタンなのが「ピュールスポール(ピュアスポーツ)」で、これはサーキット走行に特化した仕様を持つモデルです。

そして今回、そのブガッティ・シロン・ピュールスポールにてフランスのポール・リカール・サーキットを走る動画が公開されており、これを見ると「時速350キロまで一気に加速」していて、その様子があまりにスムーズだとして話題に。

ブガッティ・シロン・ピュールスポールはこんなクルマ

シロン・ピュールスポールで特徴的なのはそのエアロパッケージで、ダウンフォースを最大化するための専用エアロパーツが装着されており、フロントバンパー、サイドステップ、リアウイング、リアバンパーの形状が変更され、さらには巨大な(後ろから見ると、スター・ウォーズに登場したXウイングのように見える)リアウイングが装着されています。

加えて車体そのもの、ホイールやワイパーアームなど細部に至るまでの軽量化によって標準のシロンに比較して50kgほど軽く、更にタイヤは専用のミシュラン・スポーツカップ2R、そしてサスペンションもフロントで65%増し、リアで33%増しという専用のレートを持つ強化品が与えられることに(最近、その専用品のタイヤの品質に問題があり、リコールが出された)。

ブガッティ・シロン
シロン・ピュールスポールの専用タイヤに「クラックの可能性」としてリコール!ただし現在は改良されたタイヤがないため、ブガッティは「改良タイヤができるまで」無償でこまめにタイヤを換え続けるもよう

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なお、エンジンそのものにも手が入っていて、出力自体は標準のシロンと変わらぬ1500馬力ながらも、レッドラインは200RMP高めの6900RPMに設定されています。

ちなみに最高速は350km/hとアナウンスされており、これはシロン・スーパースポーツ300+の490km/hはもちろん、標準版シロンの420km/hよりも低い数値であり、「ピュアスポーツ」を標榜するこのモデルの最高速が低いのは「サーキット走行に特化しているため」(ブガッティはシロンの世代になり、”最高速追求とサーキット走行でのパフォーマンスは両立できない”としてモデルごとに方向性を分けるようになった)。

Bugatti-Chiron-Pur-Sport-Detail-03

これはもちろん、サーキットでは最高速よりも加速が重視されるからであり、そのためにブガッティはギア比を15%短縮し、最キットでこそ生きる鋭い加速を実現しているわけですね。

そして今回、シロン・ピュールスポールは15箇所のカーブを持つポール・リカールを走ることになり(シロン・ピュールスポールがいかにサーキット走行に特化しているといっても、実際にサーキットを走るオーナーは非常に少ないと思われる)、ミストラル・ストレートではきっちりと最高速である350km/hを叩き出しています。

なお、動画を見ているとその安定性には驚かされ、「ニュルブルクリンクを走ったらどれくらいのタイムが出るんだろうな」と思ったり。

参考までに、シロン・ピュールスポールの価格は通常のシロンの約二倍となる3億9000万円程度に設定され、その限定台数はわずか60台に絞られています。

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ブガッティ・シロン・ピュールスポールがポール・リカールを走る動画はこちら

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参照:Paul Englert

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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