｜ あくまでもセント・パトリック・デイのサプライズ ｜
それにしてもブガッティ・シロンを”お遊び”に使用できる財力には驚かされる
さて、「世界一ダサいブガッティ」という触れ込みのシロンを収めた動画が公開。
このブガッティ・シロンは米国オハイオ州のカーコレクター一家「トリプルFコレクション」の所蔵品だそうですが、一家のメンバーがこの家の当主であるBDD氏に対するいたずらとしてグリーンのラッピングを施したもの。
なお、この「グリーン」には意味があり、それは「聖パトリックの祝日（緑の日 / セント・パトリック・デイ）」を祝うため。
ちなみにこの聖パトリックというのはキリスト教をアイルランドに広めた人だそうですが、その命日（3月17日）をいまやアイルランドだけではなく世界中で広く祝うようになっており、この日、米国の飲食店では（ファストフード店でさえ）緑色のメニューが特別に用意されたり、この日に行われるスポーツイベントだと選手が着用するユニフォームがグリーンになったり、一般の人々もグリーンのものを身に付けたりします。
ブガッティ・シロンを使用したサプライズ（？）はこうやって行われた
まず、この「トリプルF」ファミリーについて触れておくと、クラシックカーから現代のハイパーカー / スーパーカーまで何でもござれな膨大なコレクションを保有していて、ポルシェはもちろん、パガーニやケーニグセグもガレージに収めています。
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さらには生産台数15台のみという希少なハイパーカー「セイバー」のオーナーでもありますね（以前にShmee150氏が紹介している）。
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そしてこのトリプルFファミリーの息子たちは当主（父親）の大事にしているブガッティ・シロンを持ち出して勝手にカスタムを開始します。
グリーンのラッピングに奇妙なホイールカバーも装着し・・・。
こちらが完成した状態。
完成したブガッティ・シロンにていざ父親の元へ
グリーンのものを身に着けねばということで、足元はルイ・ヴィトンのスニーカー。※この2人がトリプルFファミリーの息子たち
ルイ・ヴィトンのジャケットも。
なお、ルイ・ヴィトンのメンズコレクションはその奇抜さとアクの強さゆえ、こういった「ネタ」に使用されることが多く、それはぼくにとっても同じです（ふだん着用することはなく、ネタが必要なときにのみ出動する）。
そしてカスタムしたシロンに乗って父親のもとへと向かう息子ふたり。
ボディサイドにはトリプルFファミリーのボス、BDD氏の似顔絵が燦然と輝きます。
なお、このシロンは上述の通りBDD氏が大切にしている車両なので、勝手にこんなダサい仕様にしてしまってさぞやお怒りになるだろうと思いきや、BDD氏（右から二番目）は起こるどころかけっこううれしそう。
まさに「金持ち喧嘩せず」といった感じですが、トリプルFファミリーは今日も平和だった、という感じですね。
世界一ダサいブガッティ・シロンを紹介する動画はこちら
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