セレブの集まるパーティーにてランボルギーニ・ウルスがブガッティ・シロンに追突！シロンには5マイルバンパー装着済み、これで命拾いができているといいが【動画】

｜ どう見てもランボルギーニ・ウルスはちょっと無理をしたようだ ｜

シロンのオーナーはイベントの主催者だけあってウルスのドライバーを非難できないのかも

さて、数日前には「ブガッティ・シロンが縦列駐車中、後ろのメルセデス・ベンツに衝突した」という動画が公開されていますが、今回はランボルギーニ・ウルスがブガッティ・シロンに当ててしまうという動画がYoutube上へとアップされています。

なお、このブガッティ・シロンの所有者はラッパーそして俳優のバッド・バニーだといい、この事故は自身がオープンさせた日本風ステーキハウス「ゲッコー」の開店記念イベントで起こった出来事なのだそう。

その事故はこうやって起こった

動画を見ると、ランボルギーニ・ウルスとブガッティ・シロンとは縦列駐車した状態であり、そこからウルスが車道に出ようとしてシロンへと追突したもよう。

なお、ウルスがクルマを動かし始めた当初はスタッフと思われる人が両者が接触しないように誘導していたものの、なぜかそのスタッフが姿を消し、そして次の瞬間にウルスがシロンへと追突しています。

その追突の衝撃でシロンは車体を震わせているので衝撃は小さくないと思われ、かつ何かが割れたような音、そして周囲の人々のどよめきが聞こえるので、低速といえども両者のダメージは小さくないのかもしれません。

ちなみにですが、バッド・バニーのブガッティ・シロンは「5マイルバンパー」を装着しているように見え、もしかすると5マイルバンパーが割れて車体を守ってくれた可能性も。

この5マイルバンパーとは、アメリカにスーパーカーや高級スポーツカーが大量に輸入されるようになった時期、慣れないドライバーらが相次ぎ事故を起こし、その修理費用が保険会社にとって大きな負担となったことから、保険会社が米国運輸省へと働きかけ、「時速5マイル以下の衝突事故であれば、修理が不要となるよう」衝撃を吸収できる構造材を追加することを義務化したことに端を発します。

今でもアメリカに輸入されるクルマにはこの5マイルバンパーの装着が義務付けられ、よってこれがスポーツカーやスーパーカー、ハイパーカーの外観を著しく阻害することになるのですが、今回のような事故を見ると「やっぱり5マイルバンパーは役に立つんだな・・・」と思ったり。※5マイルバンパーはあまりに格好悪いので、登録後に取り外す人も多い

JUN

まるで椅子のようだと言ってよくバカにされている！

ブガッティ・シロンのダメージは不明

なお、動画ではシロンの破損状況はわからず、ダメージはもちろん修理にかかるコストも不明ですが、このウルスもバッド・バニーのレストランの招待客の一人が所有するものだと思われ、よってバッド・バニーとしてもウルスのドライバーを強く責めることはできないのかもしれません。

参考までに、招待客はもちろん著名人ばかりで、フューチャー、リル・ウェイン、DJキャレド、ティンバランドといった人気アーティスト、デビッド＆ヴィクトリア・ベッカムといったセレブも登場したことで話題となったようですね。

ランボルギーニ・ウルスがブガッティ・シロンに追突してしまう動画はこちら

合わせて読みたい、ハイパーカー / スーパーカーのクラッシュ関連投稿

参照：El Universal