｜ 4.5億円のハイパーカーが「手で押さねば」動かなくなるとはなんたる皮肉 ｜
ブガッティは車両に問題が生じるとすぐに対策チームを送るというが
さて、西アフリカはガーナにて、ブガッティ・シロンが路上で動かなくなり、現地の人の手によって押されながら移動する姿が目撃されることに。
このブガッティ・シロンはガーナの実業家、オセイ・クワメ氏なる人物の所有によるもので、同氏はアフリカでは5人しかいないブガッティオーナーの一人であり、60歳の誕生日を記念して2022年2月にこのクルマを購入したのだそう。
なお、ブガッティはそのクルマの購入に際し、非常に厳しい審査があるといい、金銭面よりも「その人物がブガッティにふさわしいかどうか」に重点をおいて審査されるようですが、オセイ・クワメ氏がブガッティの審査をパスして新車で購入したのか、それとも中古にて購入したのかは不明です。
ブガッティ・シロンが「不動」となった理由は不明だが
ちなみに今回ブガッティ・シロンが動かなくなった理由は不明であり、故障なのか燃料切れなのかはちょっとナゾ。
ただ、ブガッティのクルマが路上で立ち往生したという話は聞いたことがなく、しかし一方で（予想を遥かに超える速度で燃料を消費するので）ガス欠になったという話をときどき聞くことも（本当にあっという間にガソリンがなくなるらしい）。
そして理由は不明ながらも停止してしまったブガッティ・シロンは人々の手によって安全なところにまで移動させられ・・・。
そこでカバーをかけられて積車を待つこととなったようですね（ひどくシュールな光景でもある）。
なお、この一連のインスタグラム上の投稿からは単独もしくは他車との接触は確認できず、人的被害はなかったものと思われます。
ブガッティには「フライングドクター」が準備されているというが
ブガッティはその価格数億円というクルマを販売しており、その価格に見合う性能や品質を提供することはもちろんですが、サービスについても「ハイパーカーにふさわしいもの」でなくてはならず、よってブガッティは顧客のクルマを24時間モニタリングしており、なにかあればすぐに「フライングドクター」を派遣する態勢を整えているといいますが、フランスのパラシュート部隊よろしく「世界中のいかなる地域においても、何時間以内に展開が可能」といった基準があるのかもしれません。
ちなみにこの後、ブガッティ・シロンがどうなったのかは不明です。
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参照：sweet_maame_adwoa(Instagram), The Supercar Blog