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ブガッティがヴィジョン・グランツーリスモ売却。相手はサウジアラビアの王子

2016/08/02

ブガッティがモンタレーカー・ウィークにブガッティ・シロンそしてヴィジョン・グランツーリスモを展示。
ヴィジョン・グランツーリスモはゲームのために考案された車ではありますが実際にその後登場したシロンと多くの共通点を持っており、ある意味ではシロンのスタディモデルであったとも言えますね。

なお驚くべきことに今回展示される二台はサウジアラビアの王子(Badr bin Saud王子)によって購入されたとのこと。
もちろん金額は非公開ですが、相当な額に上ることは確かですね(10億円を超えるかもしれない)。



関連投稿:ブガッティはヴィジョン・グランツーリスモを限定で市販?ル・マンに参戦との話も

スーパーカーコレクター、そしてビジネスマンであるアレハンドロ・サロモン氏の新しい動画によると、ブガッティはどうやらヴィジョン・グランツーリスモを市販する模様。
すでにサウジアラビアの王子に売却したことが伝えられていますが、これとは別に20台ほど製造し、5億-7億で販売する、というものです。

ブガッティを購入するとブガッティのデザイナー含む重役との懇談などが特典として付与されますが、こういった場やほかロイヤルカスタマーとの会話の中で出てきた話のようですね。

なお、このヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)をもってル・マンに参戦するという話も出ているそうで、さすがはキレ者として知られるデュラハイマーCEOだ、と思います。
なおデュラハイマーCEOはかつてアウディの重役であり、e-tron計画を推進してきた人物ですが、その計画の遅れから関連会社のブガッティとベントレーに「島流し」にされたと言われ、アウディに対する怨念のようなものが氏を駆り立てているのかもしれませんね(そのためアウディとは反目しているとも言われる)。

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ブガッティ・オーナーには様々な特典が付与。「ブガッティを買うということはライフスタイルを購入することだ」

関連投稿:ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモのメイキング映像が公開に

フランクフルト・モーターショーで発表され、おそらくは会場でもっとも人々の興味を惹きつけたと言われるブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ。
その企画や製造過程がブガッティにより公開されています。

当初画像で公開された時にはあまり魅力を感じられなかったのですが、実際に公開された実車の画像を見ると非常に大きなインパクトのある車で、ぼくはそこで認識を180度変えざるを得なかったわけです。

先日リークされたヴェイロンの後継「Chiron」のヘッドライト周りはこのブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモによく似ており、おそらくはこのデザインが次世代ブガッティのデザイン言語となるのかもしれませんね。

ブガッティは4ドアのハイパーカーを以前に計画していたりしましたが実現できず、今の時代背景を考えるとベントレー・ベンテイガのプラットフォームを活用してSUVなど発表したらいいのに、と思います。

関連投稿:ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモがガス欠でショー会場から出られなくなる→急遽ガソリンを注入する動画

先日サウジアラビアの王子が購入したことでも話題になったブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ。
そのブガッティVGTが展示されていたペブルビーチでガス欠を起こすという事態に。
ショーが終わり搬出の段階でガス欠となったようですね。

なおブガッティ・ヴェイロンも異常に燃費が悪く、発売当初はスーパーカーに乗り慣れている人にとってさえ「理解を超える」燃料を減り方をしたためにガス欠が続出した、という逸話も。
その分ガソリンタンクも大きいそうですが、理論上では「最高速を出すと14分でガス欠」という凄まじい燃料消費を誇ります。

今回のガス欠はそういった不注意によるものではないと思われますが、このようなショーにおいては爆発や誘発・炎上などの事故を防ぐために車両に入れておくガソリンの量が決められており、「最小限」しかタンクに残せないようになっています。
そのため、ショー開催中にファンのためにサービスでエンジンをふかしたりするとすぐに「ガス欠」になることがあり、今回もそういった例かもしれませんね。

逆にガソリンがタンクに残りすぎてショー会場に搬入できず、その場でやむなく空ぶかしを続けていたら車が燃えたという話もあり、ショーにはやはりトラブルはつきもの、という感じですね。

関連投稿:まさにビースト。豪快なサウンドを奏でるブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ

Bugatti Vision Grantourismo Chiron Geneva ブガッティ ヴィジョン グランツーリスモ ジュネーブ

そろそろジュネーブモーターショー、ということでブガッティ・ヴェイロンの後継、Chironの公開も迫っていますが、こちらは先に公開されたブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモの動画。

会場内でエンジンをかけ移動する様子が収められていますが、アイドリング状態でもトンデモナイ音が出ています。

関連投稿:ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモが動く。エキゾーストサウンドは重低音

フランクフルトショーにて、会場内を移動する様子だと思いますが、ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモが動く様子。
自走できるようで、案内の人について会場内を移動(けっこう狭いところもあり、かなり緊張しそう)。

排気音はかなり低く重厚な音ですが、おそらくアイドリング状態のサウンドと思われ、回転数を上げるととんでもない音になりそうですね。

関連投稿:実車はイラストの数倍良さそう。ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ

ブガッティがヴィジョン・グランツーリスモの実車を公開。
イラストで見たときは「あまりかわり映えしない」と考えていたのですが実車は異常に格好よく、正直スマンカッタ、という感じです。

全体的なシルエットこそヴェイロンとよく似ていますが、円をモチーフにしたリアフェンダーなどブガッティ独特のデザインが加速しており、リアのデザインも非常に大胆かつ繊細なものだと思います。

ドアのヒンジなど細部に渡りよく考えられたデザインを採用しており、室内においてもレーシーながらも美しさ、優雅さを持っていますね。

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