北米のエキゾチックカーディーラーにて販売中のブガッティ・ヴェイロン。
イエローとブラックのボディカラーを持ちますが、ボディの下部とトップ、フードのセンター部そしてホイールをブラックにするというなかなかにインパクトのある仕様。
これらは購入時のオプション、つまり工場出荷時にはこのカラーだったということですが、素晴らしいセンスを持った元オーナーさんですね。
なお内装はレッドとブラックでまとめられ、エンジンヘッドカバーもレッド。
ビバリーヒルズで目撃された、ブガッティ・ヴェイロン16.4 Grand Sport Vitesse。
マットグレーとグロスブラックという珍しい組み合わせですが、非常にまとまりがよく渋い仕様ですね。
一番最後に製造されたブガッティ・ヴェイロンが中古市場に登場。
なおヴェイロンは450台のみ(クーペ300台、ロードスター150台)の限定生産なので、つまりはこれが「450台目」のヴェイロン、ということに。
2015年のジュネーブ・モーターショーにて「1台目のヴェイロン」と並んで展示された車両とのことですが、これは「300台目」のクーペとなる「スーパースポーツ300」という名称が与えられています。
今ヴェイロンを見ると(シロンを画像にて見慣れたせいか)かなりシンプルというか、レプリカがあまりに多く存在するせいか、本物でもレプリカっぽく見えるような気がしますね。
ヴェイロンの登場は2005年、シロンは2016年なのでその年月を考えると当然ではありますが、シロンのデザインや構造の複雑さ、装備されるデバイスの先進性、内装の豪華さ等、いずれをとってもその差を感じずにはいられません。
なおブガッティ・ヴェイロンも素晴らしいパフォーマンスを誇る車ではあるものの、その維持費は「プライベートジェット以上」とも言われ、中古車と言えどもおいそれと手が出る車ではなさそうです。
こちらはブガッティ・シロン。
芸術性も大きく向上しているように見えますね。