フランス警察がブガッティ・シロンをパトカーに導入する、と発表。
フランス警察は以前にスバルWRX STI、ルノー・メガーヌRSを警察車両として導入していますが、イタリア警察のようにランボルギーニ、ドバイ警察のようなフェラーリ、ヴェイロン、ロールスロイスなど高額車両については未導入の模様。
イタリア警察の場合は同じイタリアを拠点とするランボルギーニからの寄贈という形になりますが、フランスにの場合、その経緯などは不明。
なおシロンの維持費は「ヴェイロンよりも安い」と言われるものの、「プライベートジェットの方がまだ安く維持できる」とされるヴェイロンとそう大きく変わらないものと予想します。
そう考えると、シロンをパトカーとして路上を走らせるには導入にかかる費用に加え、「相当な維持費がかかる」ということになりますね(そう考えるとドバイ警察はさすがにお金持ち)。
なお、このパトカーの公務開始は「4月1日から」。
そう、エイプリルフールのネタですね。
ブガッティ・シロンは「オープンなし」。しかし別バージョンの投入計画が存在する模様
ブガッティのマーケティング部門のボス、Stefan Brungsによると、「シロンにはオープンモデル(タルガ、カブリオレやロードスター)は設定しない」とのこと。
これはロンドンにオープンさせた新しいショールームのお披露目の際にメディアに大して語られた内容とのことで、「公式」と考えても良さそうです。
なおヴェイロンには「グランスポーツ」として着脱式ルーフを持つオープンモデルが存在していましたが、基本的にオープンを好むとされる北米が主な市場であることを考えると、これは意外な決断(BMW8シリーズの失敗は、SLに対してオープンモデルを持たなかったことが原因とされるほど)。
たしかにオープンとなるとフロントフードからリアまで連続するセンターの突起が途切れてしまうのでデザイン上の連続性が絶たれますが、オープンがないのはちょっと残念ですね。
しかしながら同氏は「シロンについては別バージョンの投入を考えている」「2018年には世界最高速に挑戦」と語っており、その頃にはハイパフォーマンスバージョンが登場する可能性が高そうです。
Theophilus Chin氏が発表されたばかりのブガッティ・シロンをさっそくオープン化し、「グランスポーツ」の予想CGを作成。
シロンは総生産500台に止められると言われますが、すでに多くの注文を集めているとされ、ヴェイロンとは異なり売り切るのには困らないかも知れませんね。
ほとんどは北米と中東、中国に行くと思われますが、ヴェイロン並みに数々の限定モデルが登場することも容易に予想できます。
ブガッティのボス、ウルフギャング・デュラハイマー氏によると、ブガッティは4ドアモデルの製造を考えている模様。
現時点では具体的な案はないようですが、「4ドアのプランを捨てきれない」とのこと。
これはブガッティの新しいプロジェクトとしての候補となっているようですが、実際に「Galiberコンセプト」として2009年に公開されたモデルの延長となる可能性も。
なおさらに過去になると1927年から1933年の間に6台という超限定にて4シーターモデルを製造したことがあるそうです。
ブガッティはシロンを発表したばかりですが、この価格帯の車を購入できる人は限られており、また購入する人はフロイド・メイウェザーのようになぜか一人で複数台購入する傾向があり、であれば「シロンは2シーターだから買えない」という人ではなく、そういった(メイウエザーのような)人向けに4シーターのブガッティを販売したほうが効率が良さそうですね。
また、せっかくシロン用に開発したデバイスなどはやはり他モデルにも使用しないと開発費用をなかなか吸収できず、その観点からも新モデルの投入が必要なのかもしれませんね。
ブガッティ・シロンがその高性能版「グランスポーツ」を発売したら?というレンダリング。
シロンは世界最速を標榜してはいますが、今のところ記録には未チャレンジとなっています。
さらには(現在のスペックでは)ユーザーが最高速に挑戦できないよう電子的に制限がかけられており、その性能は未知のまま。
ブガッティCEO、ウルフギャング・デュラハイマー氏もいずれは世界最速にチャンレジする意向を示してはいますが、それがいつになるのかは未定。
なお現在の世界最速王者はヘネシー・ヴェノムGTとなっていますが、その前の記録保持者であるヴェイロンのためにもここはリベンジして欲しいところですね。
世界最高速についても早晩エレクトリックカーがこの称号をほしいままにする時代が来ると思われ、もしヴェイロンがその座を奪還した場合でも「ガソリン車としては最後の世界最速モデル」となるのかもしれません。
レンダリングでは「ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ」似の外観となっていますが、シロンにおいて「グランスポーツ」に相当するハイパフォーマンスモデルはハイブリッドとして登場するかもしれない、と考えたりします。
ブガッティとボートメーカーがコラボ。シロン風デザイン、ジャグジーを持つ豪華仕様
ヨットメーカー、パーマー・ジョンソンとブガッティがコラボ。
これによってブガッティ・シロン風のボートを販売する計画が具体化しています。
ブガッティのオーナーは平均して84台の車、3機のプライベートジェット、1艘のヨット(ボート)を保有していることが統計としてあらわれており、ブガッティとボートとのコラボは「必然」なのかもしれません。
このボートについては66フィートのサイズを誇りますが、エンジンはブガッティの8リッターW16ではなく、船舶用のV8マリンエンジン(ただし1000-1200馬力を発生)。
操縦席にはブガッティ製のステアリングホイールが装着され、さらに船体にはシロン風のデザインが与えられており、ジャグジーも装備するという超豪華仕様となっています。
なおスーパーカーとボートとの繋がりは強く、多くのオーナーが重複しているのでしょうね。
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ブガッティ・シロンに4ドア/ワゴンが登場したら?というレンダリング
YasydDesignによる、ブガッティ・シロンの4ドア版、そしてワゴン(シューティングブレーク)のレンダリング。
現実的に登場する可能性はゼロに近いと思われますが、けっこう違和感なく決まっており、なかなかのルックスだと思います。
空力的にはロングルーフの方が有利とされているので(シューティングブレークは)理にかなっているのだとは思いますが、「スポーツカーっぽいルックス」という点ではクーペに軍配があがるのは間違いないのかもしれません。
シロンについてはオープン版の登場はないとされており、しかし「シロン以外の」モデルが追加される可能性もありますが、とにかくシロンについては「クーペのみ」となるのは間違いなさそう。
なおシボレー・コルベットにはシボレー公認でコルベットをワゴン化するキットが登場しており、こちらも優れたデザイン(もしかするとノーマルよりも格好良い)を持っていますね。
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