パフォーマンスカー・ショーにて、オートカーやピストンヘッドの編集者含む50名によって、「ベスト・ホットハッチ」にプジョー205GTiが選出。
205GTiは1984年に登場しおよそ30万台を売り上げたベストセラーですが、1985年〜1988年にはWRCやパリ〜ダカールラリーで活躍するなど、モータースポーツイメージも濃い車です。
なお「ベスト・ホットハッチ」の投票結果は下記の通り。
1.プジョー205 GTi 1.6
2.ランチア・デルタ HFインテグラーレ
3.フォード・エスコート RS コスワース
4.VW ゴルフ GTi Mk1
5.ルノー・クリオ・ウィリアムズ
6.ルノー・クリオ 182 トロフィー
7.VW ゴルフ GTi Mk2
8.ルノー5 GT ターボ
9.フォード・フォーカス RS Mk1
10.タルボット・ロータス・サンビーム
日本では80−90年代のスポーツカー、例えばスカイラインやシルビア、フェアレディZ、スープラなどが人気ですが海の向こうでもネオクラシックブームが起きている模様。
先日開催されたオークションにて1989年製のプジョー205GTiが約400万円で落札されたとのことですが、もちろんこれは新車でプジョー205GTiの系譜に当たるプジョー208よりも高価な価格です。
自動車においては80年台後半から急速に技術が進歩しており、結構パワーが出ていたり信頼性や耐久性の高い車が作られていた反面、排ガス基準や衝突安全性などが現代ほどのレベルで要求されておらず、結構コンパクトで軽量な車が多いのも人気の理由なのかもしれませんね。
かつ、これも現代の車とは異なり制御が複雑化されていないのでチューンが容易、かつ操る楽しさが見出せる、ということも大きいのかもしれません。
なお今回のプジョー205GTiはそうお香距離18000キロ程度とのことですが、画像を見ると新車のように美しい状態を保っていますね。