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デザイナーの考えた「未来のプジョー」。なかなかに格好良いSFチックな仕上がりに

2017/04/27

インダストリアルデザイナー、Monholo Oumarさんの考えた「プジョー905e」。
プジョーらしいブルーのボディカラーを身にまとい、これも最近のプジョーらしい「前後でカラーを分ける」デザインを持ち、テールも「縦に光る」ランプなどプジョーの特徴をよく表したものに(ちょっとブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモっぽくはありますが)。

詳細は不明ですがリアから見るとモーターのようなものがリアホイールの内側にドッキングしており、ハイブリッド(エキゾーストパイプもある)レーサーであろうかと思われます。

スタイルとしてはウエッジシェイプに近く、一般的に連想される「レーシングカー」といった形状ですが、実際のLMPクラスの車はポルシェ919ハイブリッド、トヨタTS050ハイブリッドのように、こういった「未来を意識した」レンダリングとは全く異なる方向に進んでいるのも奇妙な現実ではないかと考えています(未来は必ずしも、ぼくらの想像通りにはならない)。

なおプジョーは過去にル・マン24時間でも優勝したことがあり、WRCでも活躍した名門ですし、自転車においては「ツール・ド・フランス」で通算10勝をあげる、という偉業を達成。
ただし近年ではモータースポーツでは目立った活躍がなく、そこはちょっと寂しいところですね。

関連投稿:プジョーが「L500Rハイブリッド・レーシング・コンセプト」公開。100年前のレーシングカーへのオマージュ

100年前の「プジョーL45」へのオマージュとしてプジョーが「L500 R HYbrid racing concept」を公開。
最近のプジョーらしい前後で色を変えたデザインですが、なかなか未来的で格好良いですね。

L500Rはなんと車高1メートルという極端に低い車で、重量は1000キロジャスト。
270馬力のガソリンエンジンと2個のモーターを持ち、システム合計出力は500馬力(オリジナルのL45は4.5Lエンジンからその名称が来ていますが、L500Rは馬力から)。
0-100キロ加速は2.5秒となっており相当に高いパフォーマンスを持つことがわかります。

内装においては今後プジョーが進めて行くと思われる「i-コクピット」デザインを採用し、オリジナルのL45同様にシングルシーター。
なお外装のブルーとブラックもL45へのオマージュ、とのことです。

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