| 旧車といえども馬力があれば速かった |
ブガッティ・シロンとB5世代(初代なので5世代前)のアウディS4とのドラッグレースを収めた動画が公開に。
ただし通常であれば全く勝負にならない二台であり、今回動画が公開されたのは、アウディS4が「1300馬力にまでチューンされている」から。
対するシロンは1500馬力ですが、重量はシロンの方がずっと重いと考えられるので、パワーウエイトレシオを考えると「いい勝負」なのかもしれません。
なんとアウディS4がシロンを破る
動画を見てみると、なんとアウディS4がブガッティ・シロンを上回る速さを見せることに。
このアウディS4の場合はとくに「見た目がそんなにチューンしてある車に見えない」のがなおのこと驚きを増加させていますが、単に速さだけを追求するのであれば、ちょっと前の「ポテンシャルが高いクルマ」を手に入れてきて、とことん弄り倒した方がいいのかもしれませんね。
ただ、のちに紹介する加速勝負のように、「馬力を上げたとしても」それをうまく駆動力に変換できないクルマもあり、その意味ではやはり世代が古いといえどもアウディの車体剛性、そして4WDシステムは相当なものだった、ということになりそうです。
それでは動画を見てみよう
こちらが型落ちのアウディS4がブガッティ・シロンを加速対決で破る動画、「1300HP Audi S4 B5 vs Bugatti Chiron」。
ほかにもある、とことんチューン&番狂わせの加速競争
なお、何があるかわからないのが勝負の世界で、馬力が高いほうや、4WDや、ニューモデルが勝つとはいえないのが現状です。
こちらは1000馬力のトヨタ・スープラと610馬力のランボルギーニ・ウラカンとの加速勝負。
いかに1000馬力といえどのスープラはウラカンに及ばず、これは「1000馬力を車体が受け止めることができない」ということなのかもしれません。
こちらはチューンされたランボルギーニ・ウラカン、そしてやはりチューンされた日産R35GT-Rとの対決ですが、両者とも1200馬力、という勝負。
4WD同士の対決ですが、軽さで勝るウラカンの方が有利なようですね。
1350馬力のアウディS2がランボルギーニ・アヴェンタドールを撃破。
1000馬力級の日産GT-Rとトヨタ・スープラとの対決。
やはり同じくらいの馬力だと2WDと4WDとの差は埋めがたく、GT-Rの勝利となっています。
圧倒的加速を誇る、9ffがチューンしたポルシェ911ターボ。
こちらはなんと2500馬力にまでチューンされたアウディR8。
ここまで馬力を上げることができ、エンジンと車体がそれに耐えうるというのがなんとも驚きですね。
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