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アウディ「e-tron」は売れてない?発売開始直後なるも廉価版が投入される。このままだとアウディのエレクトリック計画はちょっとヤバそう

投稿日:2019/08/05 更新日:

| さすがにこの性能でこの価格というのは買う理由が見当たらない |

アウディがそのEV、「e-tron」に廉価版を追加。
もともと発売されていたe-tronは95kWhバッテリーを持つ「e-tron55」でしたが、今回はこれに加えて71kWhバッテリーを持つ「e-tron50」を設定しています。

なお、このe-tronは2020年に納車を開始するとして昨年9月に発表したものですが、今のところ日本では未発売。
見た目は「Q3」と同じような印象で、ボディサイズもほぼ同じ。
スペックについては下記の通り発表されていますが、性能、ルックスともに特徴はなく、しかも同クラスのガソリン車に比較して「倍」の価格を出すのは難しいかもしれません。

0-100キロ加速・・・5.5秒
最高速度・・・200キロ
ボディサイズ・・・全長4902、全幅1938、全高1667ミリ
駆動方式・・・4WD
モーター数・・・2
航続可能距離・・・402km

出力・・・402HP
充電時間・・・150kWh充電器使用時だと30分でバッテリーの80%
価格・・・74,800ドル~86,700ドル

おそらくは納車も予定通り進まない

e-tronは2020年納車だとされており、つまりはまだ納車がされていない状態ですが、にもかかわらず「廉価版」を追加。
これはつまり、オープンした予約が思ったようなレベルで集まっておらず、「ヤバイんじゃないの・・・」とアウディが考え、廉価版を追加したのだと想像しています。※これまでの例を見るに、すべての計画が遅れに遅れているので、2020年納車も厳しいと予想

ただ、想像と言えど他の理由は考えられず、この段階で廉価版を追加すれば現在予約している人も全員そちらに流れますし、もしアウディが廉価版への予約振替を拒否すれば、それはそれで問題になりそう。

こういったとき、EVは簡単に性能を変更できる

なお、こういった「素早い対応」ができるのもEVならではと思われ、というのもバッテリー容量の変更は「セルを減らすだけでOK」だから。
かつ、納車開始までは1年ほどの時間があり、これくらいの変更であれば「余裕」なのかもしれません。

この変更によって出力は402HPから308HPへ、一回のフル充電あたり走行可能距離は402kmから300kmへ、そして重量は120kg軽量化。
0-100km/h加速は7秒、そして最高速度は189km/hに(リミッターによって)制限されている、と公表されています。

モーターについては、e-tron55、e-tron50ともに「前後2つ」を備え、通常走行時はリアのみ、必要に応じてフロントを駆動させることで電力消費を可能な限り抑えているようですね。

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