| やはりポルシェ911ターボSの加速性能はずば抜けていた |
さて、おなじみCarwowが「ポルシェ911ターボS(992)とアウディR8と日産R32GT-R NISMO」のドラッグレース動画を公開。
それぞれエンジン形式や搭載位置に差異がある3者ですが、共通するのは「4WD」ということで、なかなかに興味深いメンバーだと言って良さそうです。
いったいどういった結果となったのか、ここでその内容を見てみましょう。
日産R35 GT-Rは未だその輝きを失わない
まずはもっとも高齢な日産GT-R。
もっともホットな「NISMO」バージョンで、エンジンは3.8リッターV6ツインターボ、出力は600馬力。
エンジン搭載位置はフロントで、重量はもっともヘビーな1,725kgという数字です。
日本での価格は2420万円。
アウディR8は唯一の自然吸気エンジンを持つミドシップスーパースポーツ
次はアウディR8。
ランボルギーニ・ウラカンと多くを共有し、エンジンは5.2リッターV10自然吸気、車体重量は1595kg、出力は620馬力、日本での価格は30,310,000円に設定されています。
エンジン搭載位置はリアミッド、トランスミッションは7速DCT。
リアエンジンならではのトラクションは「無視できない」
そして最後はポルシェ911ターボS。
搭載されるエンジンは3.8リッター水平対向6気筒ツインターボ、搭載位置はもちろん「リア」。
日本での価格は2892万円です。
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実際にドラッグレースを走ったらこうなった
そしてこれら3車がドラッグレースを走った結果ですが、予想通りというか「やっぱりポルシェ911ターボSがブッチギリ」。
リアエンジンというレイアウトに起因する後輪へのトラクションのかかりようは凄まじく、かつ前輪にも効率的にトルクを配分することでスタートからゴールまで独走状態に持ち込んでいます。
そのゼロヨンタイムはなんと10.1秒をマークしており、フルノーマルの市販車(しかもドラッグレース用のタイヤではない)だということを考慮すると驚異的と言えるタイムですね。
その次は日産GT-R NISMOの10.8秒。
これもやはり市販車としては驚異的なタイムで、さらに驚かされるのは登場から14年も経過すること。
毎年着実に進化してはいるものの、基本構造やパワートレインそのものはキャリーオーバーであり、しかし最新のスーパースポーツに比肩しうる性能を持つという事実が立証されることに。
最後はアウディR8の11.0秒ですが、これもやはり立派なタイム。
ターボ勢に比較すると「分が悪かった」としかいいようがなく、それでも第一級の性能を持つスーパーカーだというのは間違いないと思います。
ポルシェ911ターボS、日産R35 GT-R NISMO、アウディR8がドラッグレースを競う動画はこちら
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参照: Carwow (YouTube)