アウディR8に2.9リッターV6ツインターボモデルが登場する模様(画像はR8 V10)。
これはポルシェ・パナメーラに搭載されるものと同じエンジンで次期RS4/RS5/RSQ5にも積まれる、とのこと。
R8においてはこの2.9リッターツインターボがこれまでの4.2リッターV8モデルに置き換わるものとみられますが、V8モデルの414馬力に比較して434馬力を発生する見込みであり、よりパワフルになるということですね。
なお2.9リッターエンジン搭載によってアウディR8は中国での大排気量車に対して課される税金を逃れることができ、一層の拡販が見込める可能性も。
現在フェラーリやマクラーレンは課税を免れるため(だけではありませんが)排気量を抑えたターボエンジンに移行しており、しかしこれまでR8は重税を課されていたという不利から脱することができるわけですね。
そうなると気になるのがランボルギーニで、もしかするとウラカンにも同じ2.9リッターツインターボエンジンが積まれるのでは、ということ。
ウラカンは価格を抑えた「ウラカン中」を数量限定にて中国市場向けに販売していましたが、価格によって販売が変わるようであれば、(中国市場のみ)一気にダウンサイジングターボに向かうのかもしれません。
関連投稿:アウディR8のベースモデルは2.5リッターターボ採用。2年以内に登場か
アウディR8のベースモデルは2.5リッターターボ採用との噂。
新型アウディR8では先代にあったV8モデルが投入されず、現在はトップレンジのV10のみ。
エントリーモデルはどうなるのかというところだったのですが、どうやらこれは2.5リッターになるのでは、ということです。
以前の噂ではアウディS4の3リッターターボ採用説が有力でしたが、最近はアウディRS3スポーツバックに採用される2.5リッターターボを採用するという説が濃厚なようです。
ダウンサイジングはあるだろうと考えていましたが、一気にここまで来るのは驚きですね。
エンジン形式もV8→直5、V10と比べると一気に半分まで減ることになり、車体のバランスやエンジンルーム内の見た目もかなり変わってきそうです。
ただしRS3と同じ直5とはいえ、R8ではこれを電子ターボ化(e-turbo)するとのことで、おそらくは400馬力以上の出力は確保するのではと考えられます。
VWゴルフR420が2リッターエンジンで420馬力、と言われるので、2.5リッターであればもう少し出せるのかもしれません。
来年にはR8スパイダーが登場するとされますが、R8のエントリーモデルはその後と目され、やはりこれは中国の税制(4リッター以上はかなり税金が高くなる。よってマクラーレン650Sやフェラーリ488GTBも4リッター以下)を考慮したものと思われます。
関連投稿:アウディR8が2.9Lターボを積むのではないか、というウワサ
アウディR8が従来の4.2リッターV8にかわり、2.9リッターV6ターボを積むのではないかという話があるようです。
アウディは現在どんどんダウンサイジングを進めており、あり得る話ではありますね。
このエンジンは450馬力を発生するとされ、かつてのV8エンジンの414馬力と比べても高出力。
加えてV10は将来的にV8ターボに置き換わるとウワサされますが、これも「あり得る」話だとは思います。
なお、アウディのV6/8/10開発責任者であるケーニヒステット氏によると「自然吸気エンジンのほうがレスポンスが良く、音も良い」としてR8へのターボエンジン搭載については否定をしていますが、アウディはこれまで他のどのメーカーよりもダウンサイジングターボに熱心に取り組んできたメーカーでもあり、この発言をそのまま受け止めるのは難しい、と考えています。
中国の税制では排気量4Lを超えると非常に販売に不利に(高額な税金を課されるので)なるという事実もこのウワサを後押ししており、実際のところマクラーレン、フェラーリも4L以下のターボエンジンを搭載しているところから考えるに、いかに少量生産のハイパフォーマンスカーといえど、小排気量ターボ化は避けては通れないだろう、と言えますね。
アウディはとくに中国市場を重視しており、かつ商売熱心なメーカーでもあるので(実際に”S”モデルはターボへ移行している)、ぼく的にはR8もダウンサイジングターボを積むことになるだろう、と推測しています。