アウディが2019年に「A3 4ドアクーペ」を発売するのでは、というウワサ。
メディア報じるところによると、2014年に公開された「TTスポーツバック・コンセプト」に近いデザインを持つとされており、登場間近まで行きながらもVWディーゼル不正事件でお蔵入りとなったTTスポーツバックがここで復活するのかもしれません(ただし名称はA3?)。
なおアウディはSUVハッピーな会社で、Q2からQ7までSUVを大小そろえていますが、まだラインアップとして不足があるのが「クーペSUV」「オープンSUV」「4ドアクーペ」。
4ドアクーペについては「スポーツバック」が一部シリーズには存在しますが、A3には存在しておらず、ここでライバルにも差をつけるのかもしれません(このセグメントではほかメーカーも4ドアクーペを持っていない)。
ただ、4ドアクーペというのはある程度の車体サイズがあってこそ初めてデザイン的に成り立つものだとも思われ、「寸足らず」なクーペは格好悪いだけなので、このあたりアウディがどう処理を行うのかは見もの。
ただしTTスポーツバック・コンセプト同様のデザインであればその点は十分クリアできそうです。
仮に登場するとなると次期A3と同じMQBプラットフォームを使用することになり、大幅な軽量化を達成するようですね。
VIA:Motor1
アウディはVWのディーゼル不正事件の影響にて、新型A3とQ4の計画を後回しにする模様。
Q4は「TTオフロード・コンセプト」の市販モデルとされていましたが、これは一旦ディーゼルゲート発覚ののちに棚上げにされ、今回さらに先送りにされた、ということになりますね。
なお、今回報道される内容では「資金的な問題」というよりはディーゼルエンジンのソフトウェア問題を修正するためにエンジニアを総動員しており、そのために開発リソースがない、とのこと。
A3については昨年にフェイスリフトを実施しS3も投入済みですが、このまましばらく継続されそうで、Q4については2021年あたりの登場予定。
アウディは「TT」ブランドを拡大したいと考えており、新型TTに用意される「クーペ」「ロードスター」以外のバリエーションを追加の予定で、これが5ドアハッチバックの「TTオフロードコンセプト=Q4」であったわけですが、登場が遅れるのはちょっと残念です。